いくこレディースクリニック

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JR紀勢本線海南駅徒歩2分

和歌山県海南市日方1501-7

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基本情報口コミ

ポイント
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診療方針
診察時間
アクセス

いくこレディースクリニック

診療内容	人工授精漢方処方不妊カウンセリング不妊検査
特徴	女医在籍駅近
WEB	http://ikuko-ladies.jp/
TEL	073-482-0399

いくこレディースクリニックの紹介

不妊症とは

不妊症の原因とは様々あり、状態異常や疾患、男性不妊や女性側と男性側の双方の不妊症に原因があることがあります。特に重要なのは排卵、卵管、男性不妊が原因の頻度として挙げられ、それらを検査するため、一般不妊検査は一通り全て行わなければなりません。

一般スクリーニング検査

基礎体温

基礎体温とは、体が最低限しかエネルギーを使用しない状態での体温をさし、夜に寝ている時に体温が医学的な基礎体温になります。しかし、不妊治療の検査では毎日、基礎体温を測り記録をしていかなければならないため、寝ている時を毎日記録するのは難しいため、朝起きて一番最初の体温を測ります。

基礎体温検査は、この基礎体温の変化を記録しますが、実に小さい体温のため、通常の体温計ではなく細かな体温が測れる婦人用体温計を使用します。

人間の体温は朝起きた時が低く、昼夜になるほどエネルギーを使用したため次第に高くなるのですが、女性の体温はそれとは別に月経周期に合わせて体温の変化が生じます。これは、女性ホルモンの分泌が関係しており、黄体ホルモンが高温期を、卵胞ホルモンが低温期を作り出します。排卵前後で体温が変動するため、排卵日の予測に基礎体温を参考にします。

超音波検査

超音波検査とは、超音波のエコーという現象を利用し、音波が壁に当たり跳ね返ったエコーを画像にし、リアルタイムで流し続けることで妊娠につなげていきます。子宮や卵巣の形状を観察しながら、疾患や炎症、詰まりなどがないかを調べるとともに、子宮内膜の厚さ卵胞の発育状態から排卵日を予測していきます。

子宮造影検査

子宮造影検査とは、造影剤というX線で白く光る性質を利用し、その性質を利用し卵管という受精するために精子が通過する管の通過性を観察していきます。卵管は非常に細かく、超音波検査では調べることができないため、通水検査と造影検査でX線と触診で調べていきます。

造影検査で造影剤を流したことで卵管が一時的に広がり、妊娠率が上がることがあります。

ヒューナー検査

ヒューナー検査とは、性交後試験ともいわれ頸管粘液という子宮の入り口から出る粘液を性交後に採取、顕微鏡400倍の視野で観察し、良質な精液が視野の中にいくらいるかで女性の中の抗精子抗体を観察する検査です。

この検査は、排卵日を超音波検査などで特定し、その日に合わせて性行為を行うため、タイミング指導との並行になり、この検査で妊娠することもあります。

タイミング指導

タイミング指導とは、超音波検査や基礎体温、ホルモン検査などを元に排卵日を医学的に特定し、その日に合わせて性行為を行う不妊治療です。

タイミング指導は、排卵日の特定以外は特別なことがないため、基本的に自然な妊娠と同じであり体の負担が少ないことから不妊治療のステップアップ式で一番最初の不妊治療に上がります。妊娠率が5％前後と言われ、5～6回行い、妊娠できなければ次のステップに進めます。

基礎体温からでもタイミング療法を試す方もいますが、妊娠につながっていなければ一度、クリニックの受信をお勧めします。医学的な見地と検査を元に排卵日を見直したり、不妊症の原因となる疾患などがある場合があり、セルフではどうしても妊娠ができない時がある方です。

月経不順や排卵障害など何かしら排卵日を特定したり、排卵がうまく行われない場合は排卵誘発剤を用いて、卵子を発育させます。

人工授精

人工授精とは、排卵日を特定し、その日に合わせて事前に採取した精子を濃厚洗浄し、カテーテルという細くて柔らかい管を用いて膣から卵巣の奥に精子を注入します。タイミング指導と違うのはこの過程のみで、基本的には通常の妊娠に近いです。そのため、多くの場合はタイミング指導の次の不妊治療になります。

人工授精は、卵巣の奥に人工的に精子を入れるために妊娠率が10％と言われ、妊娠率がタイミング指導よりも高くなっています。また、この過程から精子の運動率が悪くても妊娠できるのも特徴です。タイミング指導と同じく５～6回ほど人工授精を行い、妊娠できなければ見込みが薄いため、体外受精などを検討することをお勧めします。