北千住ARTクリニック
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊検査 |
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特徴 |
駅近 不妊治療専門 18時以降も診療 土曜日診療 日祝も診療 |
WEB |
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TEL |
ここがポイント
先進治療も受信可能な不妊治療専門クリニック
北千住ARTクリニックは不妊治療の専門クリニックに2024年5月から診療を行っています。
一般不妊治療から体外受精・顕微授精などの高度生殖医療、タイムラプス・PICSIなどの先進医療やERAなどの専門的検査を受診可能です。
プレコンセプションケアも実施しており、メンタルケアなども行っています。
北千住ARTクリニックの紹介
北千住ARTクリニックは2024年5月から不妊治療専門のクリニックとなっています
不妊治療は「終わりのない見えないトンネルの中を歩く」と表現されるように必ずしも治療ができるわけでもなく、困難な治療となっています。夜の20時まで開院しているため、不妊治療の人等の課題である月経周期に合わせての治療や検査のため、自身の都合に合わせられないため働きながらの継続が難しいという問題をできる限り解消できるようにしています。
一般不妊治療や体外受精、顕微授精などの高度生殖医療を中心にタイムラプス・PICSIなどの先進医療を行っています。
不妊症とは
不妊症は、妊娠を望むカップルが避妊を行うことなく通常の夫婦生活を送り、1年以上妊娠をできない状態を指しますが、医学的な介入が必要な場合は期間を問いません。
通常は妊娠を目指した場合は3ヶ月以内に50%、6ヶ月で70%、1年以内で90%近くの方が妊娠に至るといわれています。妊娠ができない場合は不妊症の原因が体内にできている可能性が高いですが、近年では年齢が関係することもあり、迷うのであればできる限り早く検査を受けることも重要視されています。
不妊症の原因には排卵因子、卵管因子、子宮因子、原因不明、男性因子がありなど卵管や排卵、子宮など様々な原因があり、これらを様々な検査で調べていきます。
不妊検査
基礎体温
基礎体温検査とは、朝一番最初の起きたばかりの体温を毎日記録することで体温の変化を計測する不妊治療です。計測した体温は基礎体温表に記録していきます。
女性の体温は女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンの影響を受けることで低温期と高温期と呼ばれる2相の温度変化を起こします。
この体温変化は月経周期に合わせてホルモンの分泌により引き起こされるため、体温の変化を調べることで月経周期と排卵日などが特定できる指標になります。
超音波検査
超音波検査とは、超音波が物質に当たると反射する性質を利用し体内で超音波を発生させることで体の内壁や子宮・卵巣に音波が反射し、その反射を基に映像を作り観察します。
リアルタイムで観察でき、患者様と一緒に子宮や卵巣の形状や状態を観察できます。子宮内膜の厚さや卵胞の厚みをつくることで排卵日を特定していきます。
子宮筋腫や子宮内ポリープなどの疾患が観察できた場合、子宮鏡検査を行い位置や大きさから不妊症の原意にになっていないかを調べ、もし原因になっていた場合には腹腔鏡手術などで取り除いていきます。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは、卵管という非常に小さい受精するために精子が通過し受精卵になった後子宮に戻るために通過する2組の管の通過性を調べる検査です。
卵管は小さく超音波検査でも調べることができないため、造影剤という液体を卵管に流して検査します。造影剤はレントゲンで光る性質があり、卵管を通過している時にレントゲンを当てることで卵管の中をスムーズに造影剤が通過しているかを調べることが可能です。
造影剤が通過する時に卵管の中を一時的に広げるため妊娠率が上がる可能性があります。
クラミジア検査
クラミジア検査とは、性感染症の一つで感染したことに対する自覚症状がなく検査を受けるまで気づかないため、現在進行形で日本で最も感染が進んでいるといわれている感染症です。
クラミジアの中のクラミジア・トラコマチスという菌が原因となっています。このクラミジアに感染すると卵管がフィルムのような癒着を引き起こすことで閉塞してしまい自然妊娠ができない状態になります。
クラミジアの検査は血液検査となっており、抗原検査と抗体検査があり、クラミジアに過去かかったことがあるかを抗体ができているかを検査するのと現在クラミジアに感染しているかを調べます。
検査で感染が確認された場合、子宮卵管造影検査を実施していきます。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査
AMHは発育過程から分泌される卵胞から分泌される女性ホルモンです。AMHは月経周期に関係なく分泌されるためAMH検査では月経周期に合わせる必要がありません。
女性ホルモンは卵子の元となる原子卵胞盤が出来上がっており、生まれた時から卵子は数が増えることがなく年齢と共に減少していきます。特に30代後半を境に大きく減少していくといわれています。
AMHは卵胞の数と比例するため、残りの卵子の数を予測するための指標とすることが可能です。AMHが少ない場合には排卵誘発剤の効果が出なかったり、体外受精などから行うなど妊活プランを見直します。
良く間違われますが、あくまでAMH検査でわかることは卵子の数であり、妊娠率でないです。妊娠率は卵子の年齢などの質などの部分や不妊症の原因などが他にあるなどで変わるためAMH検査では調べることができません。
子宮鏡検査
子宮鏡検査とは、子宮内腔を検査する不妊検査です。主に超音波検査や子宮卵管造影検査で異常があった場合に検査をすることが多い不妊検査です。
内視鏡と言われる約3~5㎜ほどのマイクロスコープを使用し、体内を直接観察していきます。子宮に生理食塩水を注入し観察できるスペースを確保し、内視鏡で子宮内膜を観察していきます。
内視鏡で観察した映像をモニターで観察しながら医師が操作をし子宮内部の詳細を確認します。
ERA検査
体外受精で良好な胚を移植したのに関わらず複数回妊娠しない時に行う不妊検査です。受精卵が着床することで妊娠する中で着床するタイミングを着床の窓と呼びます。この着床の窓の期間を調べることで体外受精による胚移植の着床する確率を上げていきます。
ERA検査ではまず採決を行いホルモン量を測定し、エストロゲン製剤を月経3日目から投与していきます。月経13日目に子宮内膜の厚さと採血によるホルモン量の測定を行い経14⽇⽬よりプロゲステロン製剤の投与のほか、子宮内膜組織をその5日後に採取していきます。
不妊治療
一般不妊治療
タイミング療法
タイミング療法とは、排卵日を不妊検査から医学的に特定し、排卵日周辺に合わせて性行為を行い妊娠率を高める不妊治療です。
不妊検査以外には特別な施術などがなく、基本的には自然妊娠と変わらない不妊治療です。そのため、体の負担が少ないですが卵管因子や子宮因子などの不妊症の原因が他にある場合は妊娠率が大きく下がります。
排卵には自然排卵と排卵誘発剤を用いることがあり、排卵誘発剤を用いる場合は月経不順や排卵障害で排卵日をうまく特定できない場合に使用したり、妊娠率を高めるときに使用します。
妊娠はタイミング療法を4~6回ほど行う事が多く(通常でも排卵日に性行為を行い妊娠できる率は4回に1回)、それ以上になると妊娠できる確率が少ないため人工授精などのステップアップを検討していきます。
人工授精
人工授精とは排卵日を不妊検査で特定し、排卵日周辺に合わせて精子を事前に採取し、濃厚洗浄処置した後に膣からカテーテルという細い管を用いて子宮の奥まで精子を移送する不妊治療です。
精子が子宮まで脱落する数を減らすため、精子の運動性が悪かったり数が少なくても妊娠できる率が上がる不妊治療です。事前にマスターベーションで採取するためEDなどの性行不良にも対応が可能です。
人工授精も4~6回ほどで妊娠することが多い不妊治療で子宮の奥まで精子を移送するためタイミング指導の倍の妊娠率となります。
高度生殖医療
体外受精
体外受精とは通常は女性の体内で行う受精の過程を女性の体外で行う不妊治療です。
体外で受精を行うため、卵管因子や子宮因子などの不妊症の原因があったとしても妊娠することが可能であり、妊娠率が一般不妊治療より高いのが特徴です。
1978年にイギリスで初めて成功事例が報告された不妊治療で瞬く間に妊娠率の高さから世界中に広がり、ノーベル賞を受賞しました。今日では日本でも保険対象となり施術数は増えていくと予想されます。
体外受精は、排卵誘発剤で卵子を複数排卵させることで良質な卵子を選別できる状態にします。複数卵子を取得し、凍結をすることで老化することなく良質な卵子を補完することが可能です。採取した卵子をシャーレという容器に移し精子を上から多数振りかけることで受精させます。あくまで受精を行う過程は卵子と精子で自然に行います。
受精した受精卵は胚培養士がタイムラプスインキュベーターで培養し、胚になるまで培養します。胚になった後に妊娠しやすいタイミングで肺移植を行い妊娠を目指します。
顕微授精
顕微授精とは、精子をガラスの鍼に入れ卵子に直接受精させる不妊治療です。
他の不妊治療と違い、受精を人工的に行うため妊娠率が高く体外で行うため不妊症の原因である疾患や卵管の閉塞にも有効です。
1992年にベルギーで初めて成功事例が報告された真新しい不妊治療ですが、妊娠率の高さから現在では最も世界中で行われている不妊治療と言われています。
顕微授精は、妊娠率が総じて高いですがクリニックの設備や胚培養士や医師の技術、患者の状態などの様々な状態に起因し妊娠率が変化するためクリニック選びが重要な要点となります。
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 |
9:00~13:00 |
9:00~13:00 |
9:00~13:00 |
9:00~13:00 |
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9:00~13:00 |
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午後 |
14:00~20:00 |
14:00~20:00 |
14:00~20:00 |
14:00~20:00 |
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夜間 |
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第1,3,5日曜・祝日は診療 ※月曜・水曜・木曜の9:00~17:00は非常勤医師の診察も行います。 ※1:土日祝は完全予約制の不妊治療のみの診療となります
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精 |
5,460円 |
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抗ミュラー管ホルモン(AMH) |
1,800円 |
採卵術 |
7,200円~ |
体外受精(IVF) |
12,600円 |
顕微授精(ICSI) |
14,400円~ |
卵子調整 |
3,000円 |
受精卵・胚培養管理料 |
13,500円~ |
胚盤胞作成 |
4,500円~ |
新鮮胚移植 |
22,500円 |
胚凍結保存管理料 |
15,000円~ |
アシステッドハッチング |
11,000円 |
高濃度ヒアルロン酸含有培養液 |
11,000円 |
子宮卵巣検査 |
5,300円 |
女性ホルモン検査 |
4,000円 |
クラミジア抗体検査 |
5,000円 |
甲状腺機能検査 |
3,300円 |
アクセス
東京都 足立区 千住1-18-9 タワーフロント北千住4F
JR・東京メトロ・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス「北千住駅」より徒歩6分