セントウィメンズクリニック
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊検査 |
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特徴 |
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セントウィメンズクリニックの紹介
セントウィメンズクリニックではインフォームドコンセントを重視し、夫婦にやさしい不妊検査治療に努めます。
不妊治療にはお金がかかるという印象があります。しかし、セントウィメンズクリニックではできるだけ経済的にも患者様の負担を軽くすることに心がけ、エビデンスに基づいた最新医療を駆使し、検査・治療の効率化を考えていきます。
不妊症の原因
妊娠には排精および排卵・受精・着床という3つの現象が問題なく行われることが必要です。正常な男性から精子が射精され、性交により腟内に射精され、子宮腔内より卵管に入り、卵巣より排出され卵管に取り込まれた卵子と受精します。受精卵は卵管を通り、子宮内膜で着床します。
不妊症はこの過程のどこかに異常を来した状態と考えられ、検査を行っていきます。また、原因は常に1つとは限らず複合する場合がほとんどです。そのため、ある程度のスクリーニング検査を行い、原因を明確にしていきます。
不妊検査
精液検査
不妊症では女性が原因があると考えられることが多いようですが、実際には男性側に不妊の原因があることが多いです。ある程度の禁欲機関を置いて採取した精子を精液の量や精子濃度、運動率、精子の形態などの観点から調べます。精液中に精子がない状態が無精子症、精子濃度1mL中に1,500万個未満が乏精子症と診断されます。
精子は常に新し造られるため、結果が変動しやすいため何度か診断結果によっては検査をしてみてはいかがでしょうか。
基礎体温
基礎体温とは、女性の排卵日を推測するために行う不妊検査の1つで女性の体温を毎日計測し、体温の変化から排卵日を予測します。
基礎体温とはエネルギーを発生していない状態での体温を指し、就寝時がこれに当たります。しかし、実際には就寝時に体温を計ることが難しいため、朝起きて一番最初の体温を計ります。通常の体温計では計れないため、細かな数字が計れる婦人用体温計を使用します。
基礎体温は高温期と低温期に分かれており、これは黄体ホルモンと卵胞ホルモンの影響で変化していきます。月経周期に関連して変わるため、その周期の時期から排卵日を特定します。
クラミジア検査
女性の不妊の最大の原因は卵管障害です。卵管障害は、炎症が最大の要因であり、原因は感染症にあります。そして、現在の性行為感染症の一番の要素はクラミジア感染症になります。
クラミジア感染で一番怖いのは自覚がないことです。その為、検査をしなければ感染の有無がわかりません。
血液検査
末梢血検査と血沈もしくはCRP検査
不妊の原因となるような明かな器質的疾患がないかどうかを確認する検査で、まれに白血病・特発性血小板減少症・アレルギー疾患・感染症などが発見されることがあります。
B型肝炎、C型肝炎、梅毒検査
当院で色々な検査を行うのに対して器具使用時に注意をする必要があるかどうかをみるために検査であり、妊娠時には妊娠出産において胎児感染が問題になるため、検査しておく意義が高いです。
脳下垂体ホルモン検査、卵巣ホルモン検査、男性ホルモン検査
卵巣予備機能や基礎体温の高温期や低温期にょる排卵日の特定、卵子の発育など様々な効果のあるホルモンの分泌を検査していきます。
卵管疎通性検査
妊娠するために重要な精子の通り道である卵管の詰まりや通過性を調べる検査です。通期検査と造影剤検査の2つに分かれています。
通気性検査では、子宮口から炭酸ガスか液体(生理的食塩水など)を注入し、子宮腔から卵管へと通し腹腔から流れ出るかどうかを調べます。ガスが卵管を通過する音を調べることにより、検査をしていきますが超音波検査を合わせることでより詳しく調べることが可能です。
造影剤検査は、造影剤というX線に当てると白く光る性質を利用した検査で、卵管に流しいれX線を当て続けることで卵管の通過に異常がないかを視覚で確認します。造影剤を投入することで卵管が一時的に広がり、精子が通りやすくなり妊娠がしやすくなります。
頚管粘液検査とフーナー検査
頚管粘液は子宮の入り口から分泌される粘液で、女性ホルモンのエストロゲンに左右され、量や粘りなどが左右されます。排卵前になると頚管粘液は多くなり透明になっていきます。これにより、排卵の時期を推定することができます。
また、頚管粘液はフーナー検査という性交後試験ともいわれる検査にも使われ、排卵日を特定した日に性行為を行い、頚管粘液を採取し、すぐに検査を行います。頚管粘液を400倍に視野で顕微鏡で観察し、視野の中に精子がどれくらい良質に活動しているかを検査します。
精子は卵子と違い毎回、新しく造られるため検査が悪くても何回か検査を行い良質な結果が出ることもあります。毎回、良い結果が出なければ女性の体内に抗精子抗体ができていることを懸念し、検査していきます。
腹腔鏡検査
腹腔鏡検査とは、腹腔の中に直径3~10ミリの筒状の内視鏡を入れて、臓器をモニターで観察する検査で、子宮、卵管、卵巣が検査でき、超音波検査でも確認できない個所や症状を検査できます。検査するときに切る傷は小さいため、跡は分かりにくいものとなります。
一般不妊治療
タイミング指導
タイミング指導とは、不妊治療では高齢や疾患などがない場合、最初に行われる不妊治療です。超音波検査やホルモン検査などの不妊検査で排卵日を特定し、その日に合わせて性行為を行うことで妊娠を目指す不妊治療です。
タイミング指導は基本的に排卵日を特定する以外は自然妊娠と変わらないため、妊娠自体の体の負担は少ないです。ただし、妊娠が自然なため、卵管の詰まりや精子の異常などの症状や疾患には対応が弱いです。
排卵日が月経不順でずれることが多い場合は排卵誘発剤を用いて卵子を発育させ、妊娠率を高めることがあります。
セルフで基礎体温から排卵日を推定される方もいらっしゃいますが、妊娠につながらない場合、排卵日がずれていたり不妊症につながる症状や疾患ができている場合があるため、一度クリニックを診察することをお勧めしています。
人工授精
人工授精は、タイミング療法の次のステップに入ることが多い不妊治療です。人工授精は、タイミング指導と同じく超音波検査やホルモン検査などから排卵日を測定し、その排卵日に合わせて事前に採取した精子を濃厚洗浄し、膣に細くて柔らかい管を用いて卵巣の奥に注入します。
この時、通常よりも卵巣の奥に入れること、精子を直接卵巣に入れることでタイミング指導や自然妊娠よりも高い妊娠率を誇ります。ただし、それでも妊娠率が10%(自然妊娠やタイミング指導できなかった方が対象のため、低く数字が見えます)のため、4~6回ほど受けていただくことをお勧めしています。
人工授精の対象は、精子を直接人の手で入れるため、男性側の精子の運動率が悪かったり、タイミング指導では妊娠できないが卵管性不妊が確認されていない、EDなどの性交不良などが挙げられます。
高度生殖医療(ART)
体外受精
体外受精は、妊娠率が高いことから急速に広まった不妊治療で、今、日本でも保険対象になったり各自治体の助成金対象になったりしていることや多くのクリニックや総合病院でも取り上げられていることから評価を受けている不妊治療です。
体外受精は、細い針を膣から遠し卵巣に穴をあけ卵巣原盤液ごと卵子を吸引します。取り出した卵子はシャーレという容器に取り出され、それに事前に採取した精子を振りかけ受精を待ちます。
受精した受精卵は、胚培養士が培養し胚になり、胚になった後に時期を見計らい女性の体内に戻し妊娠の過程に戻します。
体外受精は、妊娠のサイクルを体外でやりますが、妊娠自体の仕組みは自然と同じです。体外で妊娠のサイクルを行うため。卵管の癒着や疾患、炎症の影響を受けず、男性の精子の運動率やEDなどの性交不順などに効果が高いです。
顕微授精
顕微授精は、1992年にベルギーで初めて成功した比較的新しい技術ですが、妊娠率の高さや効果範囲から急速的に広まっている不妊治療です。顕微授精は、体外受精の一種で同じく保険対象であり、自治体の助成金対象です。
顕微授精とは、精子を極細のガラス針の中に取り込み、顕微鏡で観察しながら卵子に受精させます。この不妊治療の活気的な方法は、1つの精子に1つの卵子で理論上は妊娠できるため、精子が無精子症と言われても精子が精巣のどこかに1つでもあれば妊娠が可能です。
顕微授精は、妊娠率がクリニックの設備や胚培養士の技術や経験、患者様に大きく関係し、変動する難しい治療法ですが、高いクリニックでは70%以上を記録しているため、クリニック選びが重要な点になります。
体外受精と同じく、卵管不妊や完全な無精子症以外の男性不妊など多くの症状に効果的な不妊治療です。
口コミ
【医師の説明】
とても人気があり混んでいるクリニックではありますが、質問に対しては丁寧に回答をもらえるという声があります。ただ、先生はいつも忙しそうに感じるという声が多くあります。どうしても1人あたりの時間が短くなってしまうため、事務的に感じてしまう方もいるようです。
・無事に第2子を授かることができたのでとてもよかったです。説明も理論的で納得感を持って治療を受けることが出来ました。(40代女性)
・無駄なことは言わないし、無駄な治療もしない先生だと思います。急がしそうでよくスタッフを叱り付けているがまじめで印象は良い先生です。(20代女性)
【医療技術】
不妊治療においての実績が高く、周辺でも腕の良いクリニックとして有名だそうです。理論的に裏付けされた技術であり、信頼できるという声があります。
・技術力に評判があったのでお願いをしました。期待通り素晴らしい技術で、かつ理論に裏付けをされたものだったと思います。(40代男性)
・無駄な治療はしないイメージなので的確だと思う。(20代女性)
【医療設備】
設備については、最新機器などが導入されているとのことです。実績の高いクリニックであり、医療設備についてもしっかりとしていると感じている方も多くいます。なかなか忙しくて手が回りきらないのかと思いますが、もう少し衛生面について気を使って欲しいという声もあります。
・詳しくはわからないが、設備がしっかりとしていて、実績があると評判だったのでこの病院にした。(30代女性)
・最新の設備を導入されていると先生からも聞きました。(40代男性)
【待ち時間】
予約制ですが患者数がとても多いようで、どうしても待ち時間が長くなってしまうとのことです。あまり広い待合室ではないので、外出などをされる方が多いという声もあります。
・待ち時間はかなり長い。それだけたくさんの患者が来ているということなので仕方ないと思う。(20代女性)
・待ち時間はものすごく長い。外出指示を受けることもあるが、指定時間に戻ってからもずいぶん待つこと多々。(20代女性)
【スタッフの対応】
相対的には、丁寧・親切・適切な対応であるという声が多くなっています。ただ、クリニック全体で忙しい雰囲気のこともあり、少しおざなりな対応になってしまう時もあるようです。
・予約時の電話対応は満足。来院時の受付は説明が簡略化されていて戸惑うところもあった。(20代女性)
・予約時、受付時の看護師さんの対応は良かったです。(40代女性)
診療時間
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午前/9:30~12:30 午後/15:00~18:30 ※予約制です。 ※日曜・祝日、休診 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
基本Swim up人工受精 |
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特殊洗浄濃縮人工受精 |
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洗浄濃縮卵管腹腔内人工受精 |
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体外受精―胚移植基本技術料 (採卵・培養・胚移植料金) |
基本料金:¥262,500 |
胚盤胞培養技術料 |
¥21,600 |
顕微授精技術料 |
¥48,000 |
胚凍結 |
¥54,000 |
胚凍結保存料(1年間) |
¥54,500 |
精子凍結料 |
¥21,600 |
精子凍結保存料(1年間) |
¥21,600+¥10,800×(バイアル数-2) |
※料金は税込み表示です。 ※その他詳しい料金体系につきましては、HPをご参照ください。
アクセス
埼玉県 さいたま市浦和区 東高砂町9-1 SSUMIDA ONE4階
JR京浜東北線 浦和駅 徒歩3分