京野アートクリニック盛岡
診療内容 |
体外受精 |
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特徴 |
朝8時から診療 |
WEB |
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TEL |
ここがポイント
先進医療に対応したクリニック
京野アートクリニック盛岡は1995年7月3日に開院してから、20年以上の間、仙台・東京で30,000人以上の妊娠・出産のサポートを行ってきた実績のあるクリニックです。
不妊治療は一般不妊治療から体外受精や顕微授精などの高度生殖医療までを診療が可能です。
また、胚や卵子などの凍結、Piezo-ICSI with Polscope、Embryoscope+、ならびに着床に関する新しい技術(ERA、子宮内細菌叢、Th1/Th2、 NK細胞活性、ビタミンD、プロテインS・Cなど)、妊孕性温存などの先進医療も対応しています。
京野アートクリニック盛岡の紹介
京野アートクリニック盛岡は1995年7月3日に開院してから、20年以上の間、仙台・東京で30,000人以上の妊娠・出産のサポートを行ってきた実績のあるクリニックです。
不妊治療は一般不妊治療から体外受精や顕微授精などの高度生殖医療までを診療が可能です。
また、胚や卵子などの凍結、Piezo-ICSI with Polscope、Embryoscope+、ならびに着床に関する新しい技術(ERA、子宮内細菌叢、Th1/Th2、 NK細胞活性、ビタミンD、プロテインS・Cなど)、妊孕性温存などの先進医療も対応しています。
不妊検査で原因が分かればいいのですが、不妊症は必ずしも明確に原因が分かるものではないため、原因が不明ではある中で授かるように補助していく治療も時には必要となります。
そのため、、一人一人に最適な(テーラーメイドされた)治療を綿密な検査とカウンセリングなどを基に計画していきます。
不妊検査
基礎体温検査
基礎体温とは人間が生きていく上で最低限のエネルギーしか使用していない状態を指し、寝ている時にあたります。しかし、不妊検査での基礎体温検査では毎日体温を計測する必要があるため、朝起きてい布団から出る前の体温を計測していきます。
基礎体温検査では通常の体温計では測れない細かい体温を計測するため、婦人用体温計を使用し舌で体温を計測していきます。
女性の体温はエストロゲンの影響で低温期、プロゲステロンの影響で高温期に変化します。この女性ホルモンは月経周期の特定の時期に分泌されるため、この温度変化を調べることで月経周期を把握でき排卵日を特定することが可能です。
経腟超音波検査
経腟超音波検査とは超音波検査の中の子宮や卵巣を調べることに特化した検査です。
超音波を体内で発生させることで、体内で反射した超音波を画像にし、モニターにリアルタイムで流し続けることで映像として観察します。
子宮内膜や卵胞がどれくらい厚みを持っているかにより排卵日まであとどれくらいかを予測します。また、子宮や卵巣を確認し疾患がないかを確認していきます。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは卵管と呼ばれる精子が通過する2組の管を調べ閉塞していないかを調べる検査です。
卵管は非常に小さいため、超音波検査では調べることができず造影剤というX線で白く光る液体を使用し検査していきます。造影剤を卵管に流し込み、通過している時にレントゲンで検査していきます。
造影検査は痛みを伴うイメージがありますが近年ではあまり痛みが伴う事がないといわれています。また、痛みがひどく感じた場合には流すスピードや麻酔で緩和が可能です。
造影剤の影響で軽い閉塞は解消し、卵管が一時的に広がるため妊娠する確率が高まるといわれています。
クラミジア検査
クラミジア検査とは性感染症の一つで感染したことに対して自覚症状がないことから感染が広がりづけ今では日本で最も妊娠が広がっている感染症と言われています。
感染して気づかないために感染が進行してしまい卵管がフィルムのような癒着を引き起こし自然妊娠ができなくなることがあります。一般不妊治療でも対応ができないため、体外受精に切り替えていきます。
検査で陽性が確認されると子宮卵管造影検査を実施していき卵管の通過性を調べていきます。
ヒューナー検査
ヒューナー検査とは女性の子宮頚管粘液と男性の精液の相性を調べる検査で性交後試験とも呼ばれます。
女性の子宮頚管粘液は排卵日近くになると精子を受け入れるために透明度が増し粘度が高くなります。この状態の時に性行為を行い数時間、もしくは翌朝に採取した子宮頚管粘液を調べていきます。
400倍の顕微鏡で観察し、視野の中に良質で運動性の高い精子がどれくらいいるかを調べていきます。男性の精子は検査結果がぶれやすいため、悪い結果が出ても何度か検査を行います。それでも悪い結果が出続けた場合には女性の体内に抗精子抗体ができていないかを調べていきます。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査
AMHとは発育過程の卵胞から分泌される女性ホルモンで、卵子の数と相関関係にあるといわれており卵巣の予備機能の指標となります。
女性の卵子は生まれた時には200万個ほどの卵子の元となる原子卵胞がすでに出来上がっており、それ以上増えることがありません。思春期になると排卵が始まり1つの卵子が発育するために1000個ほどの卵胞が減少していきます。年齢と共に卵子は少なくなっていきますが、35歳をピークに減少幅が大きくなります。
この減少には個人差があるため、卵子があとどれくらい残っているかを調べていき、年間の妊活プランを組んだりAMHが少ない場合には卵子が少ないため排卵誘発剤を使用するかを検討したり体外受精から不妊治療を始めたりを検討していきます。
AMHが年齢に比べ多すぎる場合には多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性を疑います。
不妊治療
タイミング療法
タイミング療法とは、超音波検査や尿のLH値、子宮頚管粘液を状態などから排卵日を特定し、最も妊娠する確率が高い排卵日に性行為を行う事で妊娠する確率を増やす不妊治療です。
不妊検査以外の特別な治療がないことから体の負担が少なく不妊治療の中では経済的にも負担が少ないため、ステップアップ法では不妊治療のファーストステップとして行われています。
排卵は自然周期と排卵誘発剤の2つの手法があり、排卵誘発剤を使用する時は月経不順や排卵障害などで排卵が計画的に行われない場合に使用します。
妊娠率は5%ほどとなっており、妊娠した人は4~6回が多いことからも複数回行い妊娠を目指す不妊治療です。半年以上になると妊娠する確率が大きく下がりるため人工授精などに切り替えていきます。
人工授精
人工授精とは、排卵日を不妊検査から特定し、排卵日周辺に事前に採取し濃厚洗浄処置をした精子をカテーテルと呼ばれるストロー上の管を利用し、子宮の奥へ注入する不妊治療です。
カテーテルの中を精子が移動するため、子宮までの離脱を抑えることが可能です。そのため、男性不妊のEDなどの性行不良や精子の数が少なかったり運動性が悪い方に有効な治療法となっています。
妊娠率は10%ほどとなっており、タイミング療法と同じく妊娠した人は4~6回が多いことからも複数回行い妊娠を目指す不妊治療です。半年以上になると妊娠する確率が大きく下がりるため人工授精などに切り替えていきます。
体外受精
体外受精とは1978年にイギリスで初めて行われた不妊治療で、瞬く間に世界に広がりノーベル賞を受賞した活気的な治療法です。
日本でも近年、保険対象になったことから以前よりも受けやすい環境になり治療を行う数が増えてきています。
体外受精では排卵誘発剤を用いて、卵子を複数発育させることで良質な卵子を選別し治療していきます。選別した卵子は卵巣に針で穴をあけ吸引し取り出していきます。
取り出した卵子は培養液が入ったシャーレと呼ばれる容器に入れ精子を上から大量にふりかけることで受精を行います。あくまで受精は卵子と精子が自然に行います。
受精卵になったらタイムラプスに入れ、胚になるまで培養し女性の体内に肺移植を行います。
受精の過程を体外で行うため、不妊症の大きな原因である卵管に問題があっても対応が可能です。また、精子を上から卵子に直接振りかけるため精液の中に数が少なかったり、運動性が悪くても対応が可能です。
顕微授精
顕微授精とは、顕微鏡で観察しながらガラス針に精子を入れ、卵子に直接刺して受精させる不妊治療です。受精率が高く、世界で最も行われている不妊治療と言われています。
顕微授精の優れている点は妊娠率が高いこと以外に卵子と精子が1つずつあれば妊娠が可能という点です。そのため、今まで対応が難しかった男性の無精子症に対して精巣に1つでも精子があれば対応が可能です。
杉山産婦人科 丸の内では顕微授精はPiezo-ICSI(ピエゾ)法で実施しており、通常は鍼で卵子に注入する時に先端が平らなピペットを使用し、細胞膜を軽く押した時点で振動(ピエゾパルス)をかけることにより卵子へのダメージを減らすことにより卵子の負担が減少し、妊娠率が通常の顕微授精よりも高くなることが可能です。
Piezo顕微授精法は、受精率が83%を超え卵子が少なくても妊娠が可能なため、高齢の方でも妊娠する確率が高くなる可能性があるため推奨しています。
タイムラプスインキュベーター
タイムラプスインキュベーターとは受精卵を培養し胚にするための培養最新機器です。
今までのインキュベーターの問題であった観察するために開閉をしなければならず外気にそのたびに触れるために受精卵に負担を与えてしまう事を解消し、開閉することなく常に胚を観察できることが特徴です。
タイムラプスの最大の特徴は加湿培養が可能となり、より良好な培養成績を得ることが可能であり、AI解析ソフトを導入することによりD3胚の段階で胚盤胞まで待たずに、どの受精卵が望ましいかの判断することが可能です。
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 / 8:00〜12:00 午後 /14:00〜17:00 ※木曜・日曜・祝日、休診 ※受診前には必ずクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
配偶者間人工授精(AIH) (診察代・薬剤代別途) |
¥20,000 |
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体外受精 |
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-採卵料・材料費(1~3回目) |
刺激周期:¥210,000, 低刺激周期:¥160,000, 自然周期:¥110,000 |
-培養料 |
刺激周期:¥110,000, 低刺激周期:¥110,000, 自然周期:¥110,000 |
-胚移植料(新鮮胚) |
刺激周期:¥60,000, 低刺激周期:¥60,000, 自然周期:¥60,000 |
顕微授精(ICSI) |
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-顕微授精技術料(9個以下) |
刺激周期:¥50,000, 低刺激周期:¥50,000, 自然周期:¥50,000 |
胚移植後の費用 |
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-胚移植~妊娠判定日までの診察・検査・薬剤代一括 |
¥50,000 |
-胚凍結 凍結本数3本まで |
¥50,000 |
-胚凍結 4本目以降凍結本数1本追加ごと |
¥10,000 |
凍結胚移植に関する料金(合計) |
¥130,000~150,000 |
※料金は税抜き表示です。 ※受診前には必ずクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
アクセス
岩手県
盛岡市
盛岡駅前通15-5-3F
JR東日本 盛岡駅 徒歩1分