操レディスホスピタル
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 |
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TEL |
操レディスホスピタルの紹介
女性のためのホスピタル、そこはぜひ心地いい場所でありたいと、操レディスホスピタル院内には、陽ざしをやさしく受けとめ、ぬくもりを保ちつづけるおだやかなマテリアルと色調を配しました。
操レディスホスピタルは、新しい家族の一員を迎える「誕生」のステージであり、ときには「健康」と対峙する場でもあります。不妊治療をはじめ、出産から産後までをトータルにサポートできる産婦人科病院となっており、思春期から、成熟期、更年期、老年期までの、すべての女性のトータルケアを行えるクリニックとなっています。
また、不妊治療に有効と考えられている漢方薬を40種類と多数そろえており、体質や症状に合わせ、保険診療内で漢方薬をご提供しています。
不妊教室・インスタライブ
体外受精の治療の流れや当院の妊娠成績についての報告と、2023年9月より、松原先生のインスタライブを第1、3火曜日午後1時より行っています。素朴な疑問や不安な点等に、生殖医療専門医である松原先生に答えてもらいます。ライブ前日よりインスタグラムで質問を募集しています。
不妊治療
「私は不妊なのかな?」 「不妊治療ってどんなことをするのかな?」 「今、不妊治療をしているけれど、これでいいのかな?」 など、 さまざまな疑問にお答えできるよう、最初にあなたのお話をじっくりとお伺いします。
補助孵化療法(レーザー法)
受精卵が着床そして妊娠に至るまでには、受精卵は透明帯を破って孵化する必要があります。この透明帯が障害となり、通過できないことで孵化できず、着床、妊娠できないケースがが破れあります。この透明帯を通過劇るように破れやすくする治療法となります。
透明帯が見た目に分厚かったり高齢である、凍結した時に硬化しているなどの症状の時に行い、初期胚あるいは胚盤胞の移植前に施行します。
G-CSF(顆粒球コロニー刺激因子)子宮内注入法
G-CSFは、顆粒球コロニー刺激因子を指し、、G-CSF子宮内注入は、体外受精の着床率を上げるために試みられているときにし応される治療法です。
子宮内注入法は子宮内膜を厚くしたり、着床環境の改善効果があることことから治療の対象は、子宮内膜が薄い方、あるいは良好胚移植にて妊娠に至らない方となります。
着床現象は炎症反応を伴うため、子宮内の軽い炎症を起こすために、炎症性サイトカインであるG-CSFをを注入します。
男性不妊外来
無精子症や射精障害の方を対象にした、院内での精巣内精子回収手術(TESE)にもお応えしています。
精巣内精子採取術
精液に精子が存在していない人で、精管再建の適応でない場合に顕微授精目的に精子を採取する施術です。
造精機能が多少でも保たれている場合は、針で精巣から精細管を吸引する方法(FNA)や精巣を少し切開する方法(TESE:精巣内精子採取術)で精子を採取します。造精機能が障害されている場合(FSHが高値、例外もある)は、精巣を半分に割って精巣内ほぼ全体を顕微鏡で観察して精子がありそうな場所を見つける方法(MDTESE;Micro-TESE:顕微鏡下精巣内精子採取術):顕微鏡下精巣内精子採取術)を行います。
場合により、ホルモン治療を3-6ヶ月行うと射精した精液から精子が取り出すことがあります。ホルモン注射は月3回注射をしますが、自己注射ができるため通院は少なくて済みます。
精索静脈瘤手術
精巣やその上の精索部(精管、血管、神経、リンパ管などを覆う3層構造の膜)に静脈瘤が認められる精索静脈瘤は男性の15%が当てはまり、男性不妊症患者の40%が精索静脈瘤が原因とされています。後天性の男性不妊症(二人目不妊)では78%がこちらの理由といわれています。
手術の方法には、精索静脈瘤高位結紮術、腹腔鏡下精索静脈瘤結紮術、日帰り顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術などがありますが、
精巣静脈高位結紮術と日帰り顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術が一般的に行われています。
精巣上体精子・精巣内精子顕微授精法
一昔前までは、無精子症は絶対不妊と判断されていましたが、生殖補助医療が発達した現在では、仮に無精子症であっても妊娠できる可能性は皆無ではなくなってきています。これは、精液の中に精子がいなくても身体のどこにも精子がいないことを表すわけではありません。
これは、精路という精子が流れる管が何らかの理由で閉鎖してしまい精液に精子が入らず射精してしまったり、精子が薄いため射精した精液がない場合があり精巣には精子がある可能性がある場合があるからです。
つまり、精巣から精子をとりだすことができれば、顕微授精で妊娠を目指すことが可能となります。精巣内から精子を回収する過程は手術となり、精巣内精子回収法(testicular sperm extraction; TESE)と呼ばれ、最初の妊娠例は1993年に報告されています。
また、エビデンスとなるにはもうしばらく検討が必要でしょうが、射出精子を用いた顕微授精(ICSI)を行っても繰り返し不成功となる場合にTESE-ICSIで妊娠率の改善を見たとする報告が注目を集めています。
不妊検査
基礎体温
不妊治療での基礎体温計測は、4~5時間以上の睡眠後の起床時、安静な状態で測定した体温をさします。女性の体温は、黄体ホルモンの分泌が影響する高温期と卵胞ホルモンが影響する低温期があるため、基礎体温を連日記録すると曲線が描かれます。
排卵前の「低温期」と排卵後の「高温期」と、基礎体温が2相性になっていれば排卵がおき黄体が形成されたことを意味しています。基礎体温測定は「排卵が起きているかどうかを自身で知る指標」になります。
経腟超音波検査
エコー検査とも呼ばれ、不妊治療では重宝され、レントゲンと異なり被ばくの可能性がなく、自由に角度を変えて観察できるのが特徴です。
膣の内に棒状の超音波の器具を入れ、超音波を発信し、反射した音波を映像としてモニターに映し出されます。経膣超音波検査では、子宮や卵巣の疾患や形状を観察することができ、卵巣囊腫や卵管水腫、確認でき、卵胞の大きさや子宮内膜の状態から排卵日をとkつていできます。卵胞は約14日で直径20mm、子宮内膜は厚さ8mm以上で排卵が起こります。
子宮造影検査
子宮造影検査とは、子宮の形や卵管の通過状態、卵管周囲や骨盤内の癒着の状態を評価するための検査です。
造影剤がレントゲンで白く光る性質を利用し、造影剤を膣から注入し、卵管を通過するときに触診やレントゲンで観察します。以前亜h油性の造影剤を使用していましたが、今では安全面の観点で油性造影剤を用いないで卵管の通過性を確認する不妊治療専門施設が増えております。
卵管は精子が受精するために卵子とである重要な器官で、細かすぎるため超音波検査でも測ることができません。
造影剤の影響で軽い詰まりや癒着が治ったり、卵管が一時的に広がるため妊娠がいしやすい状況になっています。
タイミング指導
タイミング指導とは、不妊治療のファーストステップとして行われる不妊治療で、卵管や精子などに異常がなく、特別高齢でなければ基本的にこの治療から行われます。
タイミング指導は、超音波検査やホルモン検査、尿検査や子宮頚管粘液などから排卵日を特定し、その日に合わせて性行為を行い、妊娠を目指します。排卵日がよくずれたり、排卵が上手く行われないなどの問題があるときは排卵誘発剤を用いて卵子を発育させていきます。また、漢方ホルモンの流れを良くし、子宮や卵巣の血液の流れを良くすることで妊娠をサポートします。
タイミング療法は、セルフでも基礎体温を基に排卵日を予測して行えますが、排卵期間は特定できても排卵時間が短いため、うまく妊娠につながらない時がありますので、そのような時はクリニックに受診をお勧めします。不妊症の原因が排卵日のずれ以外にもあるかどうかも含めて検査していきます。
人工授精
人工授精は、排卵日を特定し、その日に合わせて精子を事前に採取し、濃厚洗浄処置をした後にカテーテルで精子を子宮の奥まで移動させる不妊治療で、ステップアップ方式の2番目に当たる不妊治療です。
人工授精は、精子の運動率が悪くて自力で子宮までたどり着けれなかったり、EDなどで性行が上手く行えないなどの方に有効な不妊治療です。人工という名前ですが、受精自体は自然なため、後遺症などの問題は少なく、体の負担も少ないです。
人工授精は、4~6回ほどの治療で妊娠する人が多く、6回以上になると妊娠できる確率が大きく減るため、体外受精を検討していくことをお勧めします。
体外受精
1978年にイギリスで行われた不妊治療で、妊娠率の高さからすぐに世界中に広がり、ノーベル賞を受賞するほどの認知を獲得しています。日本でも高額なことから今までは手が出せない状況でしたが、近年では保険や自治体の助成金対象になり、少子化問題の対策の一つとして大きな期待を寄せられています。
体外受精は、針で卵巣に穴をあけ、卵子を吸引し取り出した後に容器に入れ精子を何個もふりかけ、精子と卵子が自然に受精するように仕向けます。受精した後の受精卵は、胚になるまで培養した後に胚移植を行い、妊娠を待ちます。
体外受精は、受精に過程を体外で行うため、女性の不妊症の原因で一番多い卵管性不妊に対して有効な不妊治療です。
顕微授精
顕微授精とは、顕微鏡の視野の中でガラスの針に精子を1つ入れ、卵子に直接注入させる不妊治療で、今や世界中で最も多く行わている不妊治療と言われています。
顕微授精の優れているところは、精子1つにつき卵子が1つで妊娠が理論上が可能なところであり、今まで今一つ有効ではなかった男性不妊の乏精子症に対して有効であり、卵管を通過しないため、卵管性不妊に対しても有効なところです。妊娠率もクリニックや胚培養士の技術や経験で差がでますが、50%から70%妊娠率が高い治療です。
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 / 9:30〜12:30 午後 /15:30〜19:00 △・・・14:00〜17:00 ※木曜午後・日曜・祝日、休診 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
採卵 |
¥110,000 |
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+初期胚培養 / 5個単位 |
¥10,000 |
+胚盤胞への培養 / 5個単位 |
¥10,000 |
+顕微授精 / 3個まで |
¥30,000 |
+精巣内精子回収法による顕微授精 |
¥10,000 |
凍結 |
¥30,000 |
+材料費 (1個あたり) |
¥4,000 |
アシストハッチング (着床補助操作) |
¥10,000 |
胚移植料 |
¥40,000 |
+2段階胚移植料 |
¥20,000 |
胚融解料 |
¥25,000 |
+2段階胚移植 胚融解料 |
¥25,000 |
SEET液移植料 |
¥25,000 |
※料金は税抜き表示です。 ※その他詳しい料金体系につきましては、HPをご参照ください。
アクセス
岐阜県 岐阜市 津島町6-19
名鉄各務原線 名鉄岐阜駅 徒歩43分