セントマザー産婦人科医院
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊治療手術 腹腔鏡手術 卵管鏡下卵管形成術 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 |
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ここがポイント
1回の治療率を高くする不妊治療
不妊治療は近年、最も進んだ医学と言われていますが、近年では妊娠率が25%程度で止まってしまっています。セントマザー産婦人科医院では重要なのは最終的には卵子の数と質だと考えています。
近年では体外受精などで排卵誘発を強く行った場合、卵巣過剰刺激症候群のリスクから現在では卵の数を少なくするという刺激法が選ばれる傾向が強くなっています。しかし、年齢と共に卵子の質が低下していくリスクがあるため一度に良い卵をとり、凍結しておき、それを一つずつ移植する方法で妊娠率を最大化する方針をセントマザー産婦人科医院では取っています。
セントマザー産婦人科医院の紹介
セントマザー産婦人科医院は、不妊治療を専門としたクリニックです。分娩は取り扱っておりません。
診察時間は、仕事をしながらでも通院しやすいように、深夜0時まで行っております。また、遠方から通院される方もいらっしゃいますので、全国各地の病院と連携を取っております。なるべくセントマザー産婦人科医院に通院する回数を減らすことで、多少なりとも負担軽減につながれば幸いです。
セントマザー産婦人科医院の不妊治療の考え
子どもの恵まれないカップルは誰もが結婚される際に自分たちに子どもが出来ないなどとは夢にも思っていなかったでしょう。しかし現実的には7~8組のうち1組はお子様に恵まれないという現状が報告されています。不妊症治療というのは治療すれば治るというものではありません。妊娠するかしないかの二つしかありません。お子様がいるカップルにはなかなかご理解できないほど辛くて肉体的、精神的、経済的負担を与えていることをこの40年の不妊治療の中で痛感してまいりました。
セントマザー産婦人科医院の不妊検査
精液検査
精液検査は男性が不妊治療を受けるうえで行う一般的な検査です。不妊は男性が原因の場合も多々あり、その主な理由が精液にあります。
精液検査では、精液の量や精子濃度、運動率、精子の形態などを調べます。精液をマスターベーションでシャーレに用意し、顕微鏡で観察します。精液中に精子がない状態が無精子症、精子濃度1mL中に1,500万個未満が乏精子症と診断されます。
男性の精液は変化が生じるものもありますので、、悪い結果が出ても何度か検査をお勧めします。精液検査を行う場合は2~3日間の禁欲を行います。
子宮卵管造影検査
子宮に造影剤を注入し、X線をあてて子宮の内腔(中のかたち)や卵管、骨盤内の状態を見る検査です。原則的に不妊治療を行う上で必須になる検査ですが他院で1年以内に受けた場合は免除になることはあります。検査を受けるには、現在妊娠していないことを確認しなければならないため、月経終了後の低温期か避妊した高温期のいずれかである必要があります。
多くの人が子宮にチューブを入れるため痛みが大きいと思うらしいですが、実際には刺激の少ない柔らかいチューブを用いるので痛みは少ないです。
この検査は卵管が広がるため、精子の通が通くなり妊娠の確率が大きく上昇します。
子宮鏡検査
子宮口から直径3mmほどの内視鏡を挿入して、子宮腔内を調べる検査です。麻酔下にて行われる検査で、15分程度で終わります。子宮鏡検査を行うことにより、粘膜下筋腫・内膜ポリープ・子宮奇形・その他着床障害や流産の原因を更に精査できます。体外受精にて良好胚を何度移植しても着床しない方に対して行うこともあります。
検査を受けるには、現在妊娠していないことを確認します。そのため、月経終了後の低温期か避妊した高温期のいずれかである必要があります。
腹腔鏡検査
腹腔鏡検査は、お腹の3~5か所に5~12mmの小さな穴をあけて行います。炭酸ガスでおなかを膨らませ、直径5~10㎜の棒状のカメラを挿入してお腹の中の様子をモニターで確認しながら、特殊な細い器具を使って手術を行います。手術はモニターを確認しながら遠隔で行います。
傷が目立たない、術後の癒着が少ない、痛みが少ない、入院日数が少ない、早く日常生活に戻れるなど後遺症が残りにくい検査です。一泊入院が必要です。
セントマザー産婦人科医院の不妊治療
カウフマン療法
カウフマン療法とは、女性の体内で起こる「自然なホルモンの変化」を、薬剤を用いて疑似的に造る方法です。カウフマン療法は女性の自然なホルモン周期に見立てて、月経3日目(低温期)よりエストロゲンを補充します。そして、月経15日目(高温期)よりプロゲステロンを補充します。月経24日目には、2種類のお薬が同時に飲み終わるという治療法です。数日後には自然に月経が起こります。自然排卵ができないような排卵障害を抱えている方でも、卵巣機能が正常になることがあります。
ホルモン療法
低用量ピルや中用量ピルを内服する方法です。
ピルは黄体ホルモンと卵胞ホルモンの合剤のため、基礎体温は初めから高温期となり二相性にはなりません。
タイミング療法
超音波検査やホルモン検はい基礎体温を基に排卵日を予測はいし、医師が指示した日に性交を行うことで妊娠を目指します。最も自然に近い形の不妊治療として、最初に行われる不妊治療です。医師が成功の日を指定すること以外は自然妊娠と変わらないため、妊娠は夫婦の状態に左右され、加齢や症状により妊娠が難しい場合もあります。主に3~6周期行い、妊娠しなければ次のステップに進むことが多いようです。
人口受精
女性の排卵日に合わせて男性の精子を注入する方法です。男性の精子はシャーレと呼ばれる専門の容器にマスターベーションをしてもらい、濃縮洗浄したものを細い管で女性の子宮内に注入します。
自然妊娠との違いは精子が入る家庭だけで、人口という名前とは違い、自然妊娠に近い不妊治療です。精子を直接卵子に入れる分、タイミング療法より妊娠率が高いですが卵管の異常などには対応できないため、そこまで高くはありません。精子に動きが悪かったり、EDのように性行為がうまくいかない方には有効な不妊治療です。
体外受精
ピエゾICSI -顕微授精法の改良-
従来の顕微授精(ICSI)は、針の先端を卵子の透明帯から細胞質まで深く押しつけて透明帯を貫通し、さらに細胞膜を押し込み、細胞膜に陰圧をかけて破るという一連の操作が必要とされていました。そのために卵子に対するある程度のダメージは避けることはできませんでした。特に老化した卵子や、凍結後に融解した卵子にはその影響が顕著になると思われました。
これに対してピエゾ(Piezo)法は、透明帯を押すことなく囲卵腔に達することができ、また細胞膜を軽く押した時点で一回のパルスをかけることにより、細胞膜は容易に穿破できます。この点よりPiezo法を用いた顕微授精の方が卵子に対するダメージが少なくなります。
アシステッド・ハッチング
アシステッド・ハッチング(AH)の名前の由来は、「卵からひよこになる」という意味のハッチング(孵化)をアシストする(助ける)からきています。
受精卵が細胞分裂を繰り返しながら発達していく過程のなかで、内細胞塊および栄養外胚葉と呼ばれる細胞が「透明帯」という殻を突き破ることがあります。これがヒト受精胚におけるハッチングです。
しかし、透明帯に質的異常(硬い、厚いなど)がある場合は、内細胞塊および栄養外胚葉は透明帯を突き破ることができないため、受精卵の発育を妨げてしまいます。AHを行うと、透明帯を突き破りやすくなり、受精卵の発達を補助することができます。
セントマザー産婦人科医院のAHは、ピペットを操作して溝(スリット)を加えるマニュアル法と、レーザーで透明帯を一部開孔するレーザー法があります。
口コミ
【医師の説明】
全国的に有名な不妊治療専門クリニックとのことです。遠方から通院している方もいるようで、とにかく患者数は多く実績も十分との声がたくさん上がっています。忙しない雰囲気はあるようですが、質問にはしっかり回答をしてくれるようですし、治療内容については意向も反映させてくれるという声が多く、好印象・高評価と言えます。
・記憶が定かではないですが、初診前に、私の状況やどんな治療を望み転院を希望しているか、またそれを受け入れてくれるのか…など、院長あてに質問のメールをした時に、丁寧に返信をしてくださったように思います。(30代女性)
・説明だけでなく、「がんばろう」という励ましの言葉を先生からいただきとても元気がでました。そのおかげではありませんが、特に質問はありませんでした。メールでの質問に丁寧に答えてくださることをしっていましたので、安心感はありました。(40代男性)
【医療技術】
たくさんの実績があり、安心して治療を受けられるという声がたくさんあります。スタッフ間の連携もしっかりとしている印象があり、高度な技術をベースとした治療を受けていると感じている方が多いように見受けられます。
・研究熱心な施設だから最先端だと思う(40代女性)
・新しい技術の研究や治療方針の変更など、自分に合った治療をしてもらっていると思う。(40代女性)
【医療設備】
他の施設ではできない治療を受けることができた方も多く、最先端の機器を含め、十分な設備があると感じている方が多いです。研究の分野でも力を入れているクリニックであり、常に不妊治療における最先端であるという声もあります。
・日本一かな(30代女性)
・DVDでどのような治療をするかなどを見たりして、私たちが求めているような治療が受けれる設備が整っていると感じた。(30代女性)
【待ち時間】
通常の診察では予約制ではないそうです。そのため、待ち時間はかなり長いという声が多くあります。人気のクリニックであるため、待ち時間についてはしょうがないと感じている方が多く、覚悟の上での通院と感じられます。
・待ち時間はとても長かったように思います。3~4時間待ったこともありました。ただ、手術よりも前もって行う採血などの日は、予約ができ、待ち時間は少し短くすみました。(30代女性)
・待ち時間に関しては人が少ないと予想される平日を狙って訪れましたが、やはりというか少ない方でも数時間は待ちました。病院側も人がたくさんで少しでも待ち時間を短くしようとする努力は感じ取れましたが、急いでさばくといった内容の治療ではないため、待ち時間がながくなるのは仕方がないと思います。(40代男性)
【スタッフの対応】
スタッフの対応については、おおむね高評価・好印象と見受けられます。丁寧・親切・適切な対応をしてもらったという声がとても多く上がっています。スタッフ同士の連携もと取れているという声もあり、スタッフ教育が行き届いているとも言えそうです。
・電話は丁寧で、予約変更時などすぐに対応していただけた。来院時も駐車場の場所やわからないことがあれば、すぐに対応していただけた。(30代女性)
・院内のスタッフはかなりキビキビしていて対応もとてもいい。カルテにしっかりと書いてあるのか、だれと話しても前回の治療など把握されている(30代女性)
診療方針
私が不妊治療を志した時期はちょうどイギリスで体外受精が始まり、世界初のLouise Brownという女の子が産まれた年です。 このLouise Brownさんは現在41歳でお子さんを二人産んでおられてます。体外受精が始まった当初の妊娠率は1%ぐらいと非常に低く、今では想像できないほどの困難な治療法でしたが、多くの方の努力により一歩一歩確実に進歩してまいりました。排卵誘発法の改良、経膣超音波の開始、精子・卵子・胚の凍結法の開始、この凍結法は日本で開発されたものであり、現在のARTで産まれる子どもの約8割は凍結胚からであります。我々当院のモットーは「全胚凍結、自然周期」であり、この治療法は世界に徐々に広まりつつあります。
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 / 9:00〜12:00 午後 /14:00〜17:00 午後 /18:00〜21:00 △・・・予約診療(要予約) ※予約診療(木曜の午後・日・祝日)をご希望の方は前日までに、時間外診療(18:00~21:00)をご希望の方は当日17時までにお電話ください。 ※受診前には必ずクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精(AIH)(平日診療時間内) |
¥15,000 |
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採卵技術料 |
採卵数 (1~5個):¥100,000, (6~10個):¥120,000, (11~19個):¥140,000, (20個以上):¥160,000 |
胚移植費 |
新鮮胚移植:¥70,000, 凍結胚移植:¥170,000, |
顕微授精 |
1~2個:¥20,000, 3~9個:¥40,000, 10~15個:¥50,000, 15~19個:¥60,000, 20個以上:¥70,000 |
余剰胚凍結 |
(1本)¥20,000~40,000 |
アシステッドハッチング |
¥30,000 |
※料金は税抜き表示です。 ※受診前には必ずクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
アクセス
福岡県 北九州市八幡西区 折尾4-9-12
JR鹿児島本線 折尾駅 徒歩8分