西ウイミンズクリニック

いのちの誕生の時間を見つめ続けて

3.2

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福井鉄道福武線赤十字前駅徒歩13分

福井県福井市木田2-2102

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基本情報口コミ

ポイント
病院の紹介
費用
診療方針
診察時間
アクセス

西ウイミンズクリニック

診療内容	人工授精体外受精顕微授精凍結保存漢方処方男性不妊/無精子症不妊カウンセリング不育症不妊検査
特徴	不妊治療専門
WEB	http://nishi-ivf.com/
TEL	0776-33-3663

ここがポイント

西院長は、1981年より細胞培養の研究に携わり、福井赤十字病院において日本では5施設目、1985年当時、市民病院としては初の体外受精による出産を成功させ、３０年以上の経験がある大ベテラン。胚の凍結保存では、急速冷却で胚を凍結するVitrification（ガラス化）法を採用しており、凍結融解後の胚の生存性がより向上しています。胚の融解ではホルモン補充を行い、着床に有利にする治療を採用することもあります。

西ウイミンズクリニックの紹介

西ウィミンズクリニックは福井県福井市の足羽川の清流に抱かれ、遠くは白山を望む閑静な住宅街の中、福井駅からも車で10分というアクセスの良い場所にあります。
西院長は、1981年より細胞培養の研究に携わり、福井赤十字病院において日本では5施設目、1985年当時、市民病院としては初の体外受精による出産を成功させました。
それ以来、30年もの長きに渡り、生命誕生の瞬間を見つめ続けてきた不妊治療のパイオニアとしての集大成が、ここ西ウィミンズクリニックにあります。
西ウイミンズクリニックでは、長年の経験と知識、最先端の様々な技術を駆使して、安全に不妊治療を受けていただける環境を整えています。
これからも、西ウイミンズクリニックは皆さまの夢への挑戦のお手伝いをさせて頂くために最新・最先端の治療を行い、常に成長・進歩し続けるよう努力して参ります。

不妊検査

基礎体温

基礎体温検査は、女性ホルモンの分泌により、女性の体温が高温期と低温期の2種類の体温の変化を毎日記録し、その周期で排卵日を特定する検査です。

女性の妊娠にはホルモンの分泌により様々な影響を受けています。基礎体温では卵胞ホルモンの影響で排卵日前などに低温期の状態になり、排卵後は黄体ホルモンの影響で、高温期になります。この温度の変化は非常に小さく、通常の体温計では測ることが難しいため、婦人用の体温計で計測します。

排卵日を特定することで、タイミング指導や人工授精などに不妊治療につなげていきます。

超音波検査

超音波検査とは、超音波が壁に当たると反射する性質を利用し、反射した音波を画像にすることで子宮内部や卵巣を観察していきます。

リアルタイムで画像を流し続け、映像として子宮や卵巣の状態や形状を観察し、子宮内膜や卵胞の発育状態を観察し、発達具合から排卵日を特定します。排卵日の特定をすることでタイミング指導や人工授精などの不妊治療に生かしていきます。また、子宮筋腫や子宮内ポリープなど様々な症状を発見し、不妊症の原因を取り除いていきます。

子宮造影検査

子宮造影検査とは、造影剤のレントゲンに当てると白く光る性質を利用し、超音波検査でも測れない卵管という精子が受精するために通過する細い管の通過性を観察していきます。

膣から細い管を子宮に入れ、造影剤を精子に見立てて流し込み、卵管を通過している時にレントゲンを当て白く光る様子や触診で通過性を観察していきます。卵管が炎症を起こしていたり、フィルムのような癒着により卵管が詰まるなどの症状を検査していきます。

造影剤が通過する際、造影剤により多少の癒着やつまりは解消されます。また、卵管が一時的に広がるため妊娠率が上昇します。

ヒューナー検査

ヒューナー検査とは、性交後試験ともいわれタイミング指導と共に行う検査で、医学的に排卵日を特定し、その日に合わせて性行為を行い、性交後の子宮頚管粘液を採取し、数時間以内に検査します。400倍の視野で観察し、視野の中に良質な精子がいくつあるかを観察していきます。

男性の精液は毎回、新しく作られるため結果がぶれやすく、悪い結果が出ても数回検査を行います。悪い結果が続けば抗精子抗体が女性の体内にできていることを疑います。

タイミング指導

タイミング指導とは、超音波検査やホルモン検査、基礎体温から排卵日を特定し、その日に合わせて性行為を行い妊娠を目指す不妊治療です。

タイミング指導は、排卵日を特定する以外は自然な妊娠に近いため、体の負担が少ない不妊治療です。そのため、不妊治療ではまず第一に行う不妊治療となります。基礎体温を元にセルフで行う方もいますが、もしも妊娠ができない場合、排卵日がずれているか不妊症の原因が他に何かあるかを考られるため、まずは不妊検査をクリニックで受けてみることをお勧めします。

月経不順で排卵日がよくずれたり、排卵障害で排卵がうまく行えない場合は排卵誘発剤を用いて卵子を発育させ妊娠率を高めることがあります。

人工授精

人工授精とは、排卵日を医学的に特定し、その日に合わせて精子を事前に採取し、濃厚処置の後、洗浄し細い管を用いて子宮の奥に精子を注入させます。

人工授精は精子を子宮に到達する過程が違うだけで後は、タイミング指導と同じです。そのため、妊娠自体は自然なサイクルとなります。自然なサイクルのため、卵管性不妊には対応ができませんが、精子を人工的に子宮に到達させるため、男性不妊の一種である精子の運動率に対しては有効です。

人工授精の妊娠率は10％前後と言われており、タイミング指導の妊娠率が5％前後のため、ほぼ倍になります。人工授精もタイミング指導も数回受けることが基本ですが、４～６回ほど受けて妊娠できなければ高度生殖医療に切り替えることを考慮する必要があります。

体外受精

体外受精は１９７８年にイギリスで行われた不妊治療で、今は日本でも保険対象になり高額なため、受けることが難しかったことが解消され普及してきた治療法です。体外受精は、初めは生まれた子が妊娠した場合、通常の子供が生まれないのではないかと心配されていましたが、初めて生まれた子供が妊娠し、その子が健やかに育っている現状、その悩みは払しょくされています。

体外受精では、まず排卵誘発剤により卵子を発育させ、卵子を複数採取できる状態にします。その後に細い針で卵巣に穴をあけ、卵子を吸引し取り出します。取り出した卵子を容器に入れ、精子をふりかけ受精させます。受精させた受精卵を培養し、胚にした後に妊娠に都合の良い時期に女性の体内に戻します。

顕微授精

顕微授精は、１９９２年にベルギーで初めて行われた不妊治療で、妊娠率が高いことから今や世界の多くの不妊治療が顕微授精と言われるほど普及しています。高度生殖医療の中でも難しい治療で、クリニックの設備や培養技術の差により妊娠率に大きな差が出る不妊治療です。

ガラス針の中に精子を入れ、卵子に直接針で受精を顕微鏡で拡大した視野の中で行います。理論上では、精子１つに対して卵子が１つで妊娠ができるため、今までの不妊治療では体外受精させ無理であった男性不妊の乏精子症（完全な無精子症以外）であれば妊娠が可能です。顕微授精は、体外受精と同じく卵管性不妊に対しても有効で、EDなどの性行不良にも対応ができます。

アシストハッチング

卵子は透明帯というたんぱく質に覆われており、受精から分割の過程はこの中で進行していきます。受精卵が胚盤胞まで育つと、透明帯から脱出して、子宮内膜に着床します。

しかし、透明帯から胚が脱出できずに着床できない胚が一部存在し、胚の凍結融解により透明帯の硬化が起こり着床の妨げになるとの報告があります。
アシステッドハッチングとは、胚の透明帯からの脱出を補助するために、透明帯を薄くしたり、一部を開口する技術で、安全性の高いレーザーを使ったレーザーアシステッドハッチング法を行っております。

口コミ

【医師の説明】

とても患者数が多く、忙しいクリニックであるそうです。基本的に医師からの説明はほとんどないようですが、その分看護師がしっかりとフォローしてくれるそうです。不妊治療に特化したクリニックであり、実績などは十分とのことで信頼して通院している患者さんが多いと言えます。
・先生が無愛想で有名な病院。その代り、看護師さんがすごく親切で、いろんな質問などはすべて看護師さんとやり取りする感じのシステム。ここの病院が福井では一番有名だから通院していたが、医師は苦手だった。（40代女性）
・看護師さんは良かったが、先生は無愛想で怖かった。（40代女性）

【医療技術】

確かな技術としての評判は高いようです。痛みや予後不調などがなく、治療内容については信頼感を持っている方が多いようです。忙しい医師に代わって、看護師からのフォローは抜群と言えそうです。
・治療や検査内容の説明は事前に看護婦からしてもらえます。痛みや予後も不調はなく適切な診療をしてもらっていると思います。医療技術に関しては、妊娠という結果が出ていないのでよくわかりませんが、たまに荒っぽいですが処置が素早く正確で、患者側にストレスがあまりかからないようにしていると感じます。（30代女性）
・身近な友人でも、ここに通院していた人が多数おり、妊娠までたどり着いた人がほとんど。（40代女性）

【医療設備】

多少の古さは感じるものの、不妊治療をおこなうにあたって必要な設備はあるという声が多数上がっています。実績などもあることから、安定感はあると言えそうです。
・設備はしっかりしていた。（30代女性）
・設備は古いように感じた。（30代女性）

【待ち時間】

予約制ではないことと、医師が1人であるため、どうしても待ち時間は長くなってしまうようです。インターネットで順番が分かるシステムが導入されているとのことです。
・曜日や時間帯によって違うが、予約は行っていない。ネットで待ち時間の確認はできる。（30代女性）
・待ち時間は、かなり長かった。半日は潰れる覚悟で。予約システムはない。（40代女性）

【スタッフの対応】

看護師や受付スタッフなどの対応は良いという声が多数上がっています。とても忙しそうではあるようですが、質問などについては適切な対応が取られていると見受けられます。
・看護師、事務対応はよい。（30代女性）
・スタッフはすごく親切な人ばかりで、印象は良い。（40代女性）

診療時間

曜日	月	火	水	木	金	土	日
午前	〇	〇	-	〇	〇	〇	-
午後	〇	〇	-	〇	〇	△	-
夜間	-	-	-	-	-	-	-

午前 / 9：30〜11：30　午後 /15：00〜17：00 △・・・15：00〜16：30 ※水曜・日曜・祝日、休診 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。

費用

※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。

人工授精（AIH）	￥8,060（診療日に実施した場合）
採卵（媒精・培養含む）	①￥150,000
胚移植	②￥100,000
顕微授精（体外受精に対する追加料金）	③￥20,000～￥100,000
体外受精	①＋②＋③
顕微授精	①＋②＋③＋④
レーザーアシストハッチング	￥10,000
胚盤胞培養	￥20,000
受精卵凍結	￥30,000～￥100,000