福井県立病院
診療内容 |
人工授精 漢方処方 不妊治療手術 腹腔鏡手術 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 |
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ここがポイント
福井県立病院は、三大死因の「がん」「脳卒中」「心疾患」それに患者数の多い「糖尿病」、さらには近年増加しているうつ病や認知症などの「精神疾患」を含めた5疾病への対応を中心とした『急性期総合病院』。
福井県立病院の紹介
福井県立病院は福井県で唯一の県立総合病院です。 多くの政策医療(三次救急医療、小児・周産期医療、災害医療、へき地医療)を担うとともに、併せて三大死因の「がん」「脳卒中」「心疾患」それに患者数の多い「糖尿病」、さらには近年増加しているうつ病や認知症などの「精神疾患」を含めた5疾病への対応を中心とした『急性期総合病院』です。
1950年(昭和25年)に福井県立病院(100床)と福井県立精神病院(150床)が創立されました。それぞれ独立して運営されていましたが、2000年(平成12年)には福井県立病院(677床)と福井県立精神病院(400床)が組織統合されました。
産科・婦人科 福井県立病院では、平成16年5月より福井県総合周産期母子医療センターが併設され、ハイリスク妊娠、分娩を受け入れ、各地域の診療所や病院の先生方よりご紹介を受けています。また緊急の場合には母体搬送の形をとり、救急車や場合によっては若狭地区から緊急ヘリコプターなどでの搬送も受けています。最近は少子高齢化の時代と言われていますが、不妊治療や高齢妊娠の増加などにより、多胎妊娠や妊娠高血圧症候群、前置胎盤等の産科合併妊娠、高血圧や糖尿病など内科疾患合併妊娠、各種悪性腫瘍合併などの妊娠はむしろ増加しています。福井県立病院ではこれらの妊娠分娩に対して充分な対応が取れるよう、産科MFICUと低出生体重児等を管理する新生児NICUをそろえた独立看護単位を用意し、その対応に当たっています。
不妊検査
基礎体温
基礎体温検査とは、排卵日を特定するために指標になる検査で、毎日の体温を検温して記録し、体温の変化を元に排卵日を特定します。基礎体温とは、通常、人間が生きていくうえで最低限のエネルギーしか使用していない状態での体温をさし、就寝時の体温がこれに当たります。しかし、就寝時の体温を測ることが現実的に難しいため、朝起きて一番最初の体温を測ります。
女性の体温は、女性ホルモンが関係しており、卵胞ホルモンの影響で、排卵日前に体温が下がり、排卵日後には黄体ホルモンの影響で体温が上がります。この時、通常の体温計ではなく、婦人用体温計を使用します。高温期と低温期の2相が分かれることにより、周期で排卵日を特定します。
超音波検査
超音波が壁に当たると反射する性質を利用し、体内で超音波を発生させ、反射した音波を元に映像を作り上げ子宮や卵巣の状態を観察していきます。
子宮内膜や卵胞の発育状態から排卵日を特定できるほか、筋腫やポリープ、詰まりなどができていないかを観察し、見つかり次第、治療していきます。
子宮造影・通水検査
子宮造影検査は、超音波検査でも細かすぎて検査できない卵管を調べる検査です。卵管は精子が受精するまでに通過する重要な器官で、レントゲンで白く光る造影剤を精子に見立てて膣から体内に流し込み、卵管を流れている時に通過性をレントゲンや触診で検査します。
造影剤が通過することにより、卵管の詰まりや癒着の軽度のものは解消されることがあり、また、卵管が造影剤の影響で一時的に広がることがあります。
タイミング指導
タイミング指導とは、排卵日をホルモン検査や基礎体温、採血、超音波検査、子宮頚管粘液の透明度や粘り気などから排卵日を特定し、その日に合わせて性行為を行い、妊娠を目指す不妊治療です。
タイミング指導は、排卵日の特定以外は、自然な状態での妊娠と変わらないため、体の負担が少なく、高齢や疾患などの事情がなければ不妊治療ではまず7第一に行う不妊治療です。
タイミング指導の妊娠率は5%前後と言われており、(排卵日に性行為を行っても通常で4分の1の確立)4~6回ほど行い、妊娠を目指します。月経不順や排卵障害で排卵がうまくいかなかったり、ずれたりすることが多い方は排卵誘発剤を用いて卵子を発育させます。
人工授精
人工授精とは、排卵日を特定し、その日に合わせえ精子を事前に採取し、濃厚洗浄処置した後に膣から細い管を通して子宮の奥に注入する不妊治療です。
人工という名前とは違い、精子を子宮に入れるまでが人の過程を通りますが、受精自体は通常の妊娠と変わりません。そのため、妊娠自体は通常のサイクルのため、体に優しく、不妊治療では多くの場合はタイイング指導の次に行う事が多いです。
人工授精は、自然な妊娠のため卵管性不妊や男性不妊の精子の量には対応ができませんが、人工的に子宮に精子を運ぶため、運動率の悪い精子やEDなどの性行不良に対して有効な不妊治療です。10%前後の妊娠率と言われており、4~6回で妊娠に至るケースが多くみられ、それ以上妊娠につながらなければ高度生殖医療に切り替えることが重要です。
診療時間
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午前 / 8:30〜 ※土曜・日曜・祝日、休診 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
アクセス
福井県 福井市 四ツ井2丁目8-1
えちぜん鉄道勝山永平寺線 福井口駅 徒歩10分