公立福生病院
診療内容 |
人工授精 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 腹腔鏡手術 不妊検査 漢方治療 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 駐車場 |
WEB |
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TEL |
ここがポイント
公立福生病院では一般不妊治療と不妊検査を受診が可能です。
タイミング療法と人工授精を実施しており、自然に近い妊娠を重視し、日々診療を行っています。総合病院ながらの専門性の高い診療を受診できるため不妊検査で不妊症の原因が見つかった場合には内部でそのまま治療が可能です。
公立福生病院の紹介
公立福生病院は昭和20年4月に前身の福生病院として開院された福生市・羽村市・瑞穂町の2市1町で構成する福生病院企業団が運営する公立病院です。
平成13年4月1日から移管され、「公立福生病院」として開院しました。「患者さんに信頼され親しまれる病院」を基本理念に日々、診療を行っています。
不妊治療に関しては初診は、午前中までに産婦人科初診外来を受診後に不妊外来で対応しています。
不妊検査
基礎体温検査
基礎体温検査では毎朝おきて布団から出る前の体温を計測し、記録することで女性特有の体温である高温期と低温期の体温変化の周期を調べる検査です。
女性の体温はエストロゲンの影響で低温期が、プロゲステロンの影響で高温期の2相に分かれます。この2つの女性ホルモンは月経周期の特定の時期に合わせて分泌されるため、高温期と低温期の時期が分かれば月経周期のどの時期かを把握することが可能で黄、排卵日を特定する指標とすることが可能です。
経腟超音波検査
経腟超音波検査とは、婦人科で行われている超音波検査の一種で、子宮や卵巣の状態や形状を観察する検査です。リアルタイムで細かい部分まで観察することができるため、婦人科検査では内診と合わせて基本的な検査として組み込まれています。
内診台に座り、プロープと呼ばれる細い棒を膣の中に入れ体内で超音波を発生させます。超音波は物質に当たると反射する性質があり、これを利用し子宮や卵巣に反射した画像をモニターに映し出し調べていきます。
子宮や卵巣の形状は人それぞれ微妙に違うためプロープを移動させたり回転させ調べていきます。子宮筋腫などの疾患が見つかった場合には卵巣膿腫などの疾患が見つかれば子宮鏡検査でより詳しく調べていきます。子宮がんなどが発見された場合には腹腔鏡検査で取り除いていきます。
排卵前には子宮内膜が8~10mm、卵胞の厚みは18~20mmになることから今の厚みと比べて排卵日の時期を特定していきます。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは卵管という卵子と精子の通り道であり受精に重要な器官が詰まりや癒着で閉じてしまって精子が通過できない状態になっていないかを調べる検査です。
卵管は非常に小さく超音波検査でもはっきりと見ることができません。そのため、X線で白く光る造影剤を使用し検査していきます。
検査ではX線を当てながら造影剤を膣から子宮、卵管へ注入し卵管の通過状態、卵管周囲や骨盤内の癒着の状態などを調べていきます。軽度の詰まりであれば造影剤の影響で解消されることがあります。
造影剤が通過する影響で卵管が一時的に広がることで妊娠率が上がることがあります。
クラミジア検査
女性の不妊症の原因の3割は卵管因子でそのうちの60~70%はクラミジア感染症が原因となっています。
クラミジア検査ではクラミジアの中のクラミジア・トラコマティスと呼ばれる感染源の抗体と抗原を調べていきます。クラミジアは感染しても自覚症状が乏しいことから気づかないことが多く、感染して時間がたつと感染が進行し卵管に行きつきます。
卵管に感染するとフィルムのような癒着を引き起こし、卵管を閉塞させることがあります。そうなると自然妊娠ができなくなり体外受精などの治療でないと妊娠ができなくなります。
検査で陽性が確認されると子宮卵管造影検査で卵管の通過性を調べていきます。
一般不妊治療
タイミング療法
不妊検査から排卵日を特定し、最も妊娠する確率が高いタイミングである排卵日周辺に合わせて性行為を行う不妊治療です。
排卵日を特定する以外には重要な指標がないことから自然妊娠とほとんど変わらず、体の負担も少ない治療法です。日本では特別な理由がなければタイミング療法から行う事が多くなっています。
排卵には自然排卵以外に排卵誘発剤を使用する場合があります。月経不順で排卵日が特定できない場合や排卵障害でうまく排卵が行えない場合に使用する他、妊娠率を上げるために使用する場合があります。
タイミング療法は複数回行い妊娠することが多く、4~6回ほどが妊娠した人が多いようです。半年ほど試してみて妊娠ができなければ人工授精などにステップアップしていきます。
人工授精
人工授精とは、排卵意日を特定しその周辺に合わせて精子を事前に回収し、濃厚処置をし洗浄を行っておきます。排卵日周辺にカテーテルと呼ばれる細いストロー上の管を子宮まで膣から差し込み、その中を精子が移動させます。
管の中を精子が移動することで途中での離脱を防ぎ、男性不妊である精子の数が少なかったり運動性が悪いなどの症状に有効です。またEDを含む性行不良の問題を人工授精は対応が可能です。
人工授精もタイミング療法と同じく複数回行い妊娠する確率が多く、半年以上になると妊娠できる確率が大きく下がるため体外受精に切り替えていきます。
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 |
8:30~12:30 |
8:30~12:30 |
8:30~12:30 |
8:30~12:30 |
8:30~12:30 |
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午後 |
13:30~16:00 |
13:30~16:00 |
13:30~16:00 |
13:30~16:00 |
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夜間 |
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休 診 日: 土曜日・日曜日・祝日 年末年始(12月29日~1月3日)
アクセス
東京都 福生市 加美平1-6-1
青梅線 福生駅下車 徒歩7分