府中のぞみクリニック
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊治療手術 腹腔鏡手術 卵管鏡下卵管形成術 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 不妊治療専門 |
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ここがポイント
不妊治療だけでなく不妊手術にも対応
不妊治療専門のクリニックということもあり、一般不妊治療だけでなく、体外受精や顕微授精などの高度生殖医療、卵子・精子・受精卵の凍結保存などの生殖補助医療、腹腔鏡・子宮鏡・卵管鏡などの高度な検査や手術など不妊症に関して幅広い対応が可能なクリニックです。遺伝カウンセリングも行っており、遺伝子レベルでの不妊症の検査が可能です。
高度な生殖医療の知識や技術を確立するために不妊治療の基礎的な研究も重要な分野であると考え、府中リプロダクション医療研究所を併設しています。
府中のぞみクリニックの紹介
府中病院不妊センターは1993年4月に開設以来、生長会府中病院の中で産婦人科とは独立し、不妊治療を続けてきました。
2003年度より府中病院不妊センターは、より患者様に満足の行く不妊治療を目指し、医療法人生長会府中のぞみクリニックとして独立しました。 府中病院との連携は今まで通り密なものとし、男性因子の患者様に対しての泌尿器科診察や合併症を抱えた患者様に対しては不妊治療をするにあたって、妊娠することを前提として、他科の専門的な診断を受けていただくことも可能です。
また、緊急時の入院治療等は府中病院と連携をとっているため安全性も今までと変わりません。不妊に関する手術、不妊治療に関係した入院に関しては府中のぞみクリニック医師が主治医となり府中病院で行います。
府中のぞみクリニックは、「愛の医療と福祉の実現」という理念のもとに、不妊症や不育症の診療を行う専門クリニックです。 一般の不妊・不育診療に加え、体外受精-胚移植、顕微授精、卵子・精子・受精卵の凍結保存などの生殖補助医療や、腹腔鏡・子宮鏡・卵管鏡などを用いた手術や男性不妊症への精巣精子採取法、不妊カウンセリングや遺伝相談も行っています。
不妊検査
基礎体温測定
基礎体温とは、運動などのエネルギーを全く使用せずにいる状態での体温を指し、就寝時の体温がこれに当たります。しかし、就寝時に体温を計ることが現実的に難しいため、目覚めてすぐの体温を計ることが一般的です。
女性の体温は、黄体ホルモンが作用する高温期と卵胞ホルモンが作用する低温期に分かれており、2相にはっきりと分かれています。分かれていない場合、ホルモンバランスの乱れが予測されます。この2層の変化を見て排卵日を推測していきます。
子宮造影検査
子宮造影検査とは、造影剤というX線に当てると白く光る性質を生かして卵管の通過性を確かめる検査です。卵管の詰まりや癒着が内科の確認や体外受精の場合でも、着床率が著しく低下する「卵管留水腫」などがこれに当たります。
超音波検査
超音波検査とは、体内に超音波を発生する器具を体の中に入れ、器官に対して音波を発生させ、音波が壁に当たると反射する性質を利用し、映像にすることで子宮や卵巣を観察します。画像をリアルタイムで流し続けることで映像として診ることができ、子宮内膜の厚さや卵胞などから排卵日を予測します。
不妊症の治療
排卵障害
排卵時期の遅い遅発排卵や、排卵のない無排卵に対して排卵誘発剤を用います。排卵誘発には、クロミフェンとシクロフェニルの2種類の飲み薬やhMG製剤やFSH製剤などの注射薬があります。合併症を避けるため、使用しはじめてから排卵に至るまで、超音波検査を用いて卵子の含まれている卵胞や卵巣の大きさを測定したり、卵巣から分泌される卵胞ホルモンを測定しながら行います。
卵管通過障害
卵管の通過障害や卵の捕獲輸送障害が認められる場合には腹腔鏡や卵管鏡を用いた卵管形成手術を実施します。
着床障害
排卵後に卵胞は黄体ホルモンに変わります。黄体からは黄体ホルモンが分泌され、妊娠を維持していくように働くほか基礎体温の高温期に働きかけます。黄体の働きが不十分な場合、黄体機能不全と呼ばれ、着床障害の原因になると考えられています
そのため、着床障害の治療としては黄体ホルモンを飲み薬や注射で補う方法、あるいは黄体の機能を刺激する注射、もしくは卵胞そのものを刺激してより成熟した卵が排卵するようにする方法として排卵誘発剤を用います。
抗精子抗体による免疫不全
抗精子抗体とは、女性の体内で男性の精子が異物として扱われ、抗体を作成することがあります。治療としてはステロイドホルモンが効果的ですが、妊娠を目標とする場合は、ステロイドホルモンの卵子や受精卵に対する影響、またはステロイド治療そのものの合併症についての問題があり、人工授精や体外受精で対応をしています。
精子不動化抗体の量が少なければ、人工授精でも妊娠可能ですが、抗体の量が多ければ、人工授精ではなかなか妊娠は困難で、体外受精が現在では最良の方法と考えられています。
一般不妊治療
タイミング指導
タイミング指導とは、排卵日を超音波検査やホルモン検査から医学的見地で特定し、その日に合わせて夫婦の営みを行います。排卵日に性交をしても妊娠の確率は4分の1と言われているため、妊娠しなかったとしても半年ほどは試していただくことをお勧めしています。
妊娠のサイクルは自然な妊娠と変わらないため、体の負担が少なく、ステップアップ式では一番最初に位置する不妊治療です。
タイミングはセルフでも行う方がいますが、クリニックで行うタイミング指導は医学的な確証から行っているため全くの別物です。もしも、自身で行い妊娠に至らない場合はクリニックの診療をすることをお勧めします。
人工授精
人工授精とは、タイミング指導と同じく排卵日を特定し、排卵日に合わせて事前に採取した精子を卵巣に注入する不妊治療です。
卵巣の奥に精子を人工的に入れることや精子が卵巣に辿り着く過程をショートカットするため、タイミング指導よりも妊娠率が高い傾向にあります。
人工授精では、男性の精子の運動率が悪かったり、性交不良などに有効な治療ですが、卵管の詰まりや無精子症などには対応ができません。
高度生殖医療(ART)
体外受精
体外受精は、1978年にイギリスで体外受精の成功が報告され世界初の体外受精の出産が確認されてから、1979年にはオーストラリア、1981年にはアメリカ、1982年以降はヨーロッパ諸国で次々と成功例が報告され、2010年にはRobert Edwardsがノーベル生理学・医学賞を受賞しました。1983年に東北大学で国内初の体外受精の成功例が報告され、現在では保険対象になり、自治体でも助成を開始しているなど不妊治療の重要な治療となっています。
体外受精は、卵巣に穴をあけ卵子を取り出し、容器に入れてから複数の精子を振りかけて受精させます。受精した受精卵を胚に培養し、胚を女性の体内に戻すことで妊娠させます。
体外受精は、卵管性不妊や男性不妊に対して効果的な不妊治療です。
顕微授精
顕微授精は、精子をガラス張りに取り出し、顕微鏡で視野を拡大しながら卵子に直接受精させる不妊治療で妊娠率が高いところであれば70%以上を誇る画期的な受精方法です。
顕微授精は、妊娠率がクリニックの設備や環境、胚培養士の経験や技術に大きく左右される不妊治療で、クリニックごとに妊娠率が大きく開きがあります。
男性不妊の原因である精子の質において一部の体内に1つでも精子があれば妊娠が可能なため、活気的な不妊治療です。直接卵巣に穴をあけるため、ストレスがありますが、妊娠率の高さから実施が多い治療です。
口コミ
【医師の説明】
不妊セミナーがあり、治療についてなど詳しい説明が聞けるようです。診察時も、質問をしたことについて、丁寧な回答が得られ納得感を持って治療を受けることができたという声が多く上がっています。
・わかりやすい説明をしてもらったが、励ましているかんじが伝わってきた。(30代男性)
・どの先生も丁寧に説明され、私の質問にも丁寧に答えていただきました。(30代女性)
【医療技術】
全体的に医療技術に関しては信頼が高く寄せられているという印象を受けます。検査や治療での痛みもなかったという声があり好印象・高評価と言えそうです。ただ、複数医師による診察のため、見解の違いなどに戸惑ったという声もあります。
・周りの評判や、他の病院からの紹介もあり、色々と自分で調べましたが、医療技術においても近隣で通うには適している病院だと思いました。(40代女性)
・まず、問診の時間を長くとって貰えたので、希望する治療をスムーズに受けることができた。技術だけでなく働く看護士さん達や受付の方達までとても気を配っていただきました。精神面でのケアもしてもらえました。(20代女性)
【医療設備】
規模の大きなクリニックでもあり、最先端の機器を含め、適切な設備があったという声が多く上がっています。男性外来の設置がされていることで良かったという声もあります。
・最先端の医療設備と医療技術で、安心して検査を受けることができました。(20代女性)
・不妊に関することなら他の病院に紹介されることもなく、全てがこのクリニックで治療を行う事ができます。ということは最先端の設備が整っているのだと思います。体外受精でないと入れない処置室は色んな設備が整っていて、胚移植の時は受精卵を画面で見る事ができるので貴重な体験ができたなと思います。(30代女性)
【待ち時間】
予約システムが導入されていることで、待ち時間については短かったという声もあります。長い日もあった、毎回長かったという声がありますので、曜日や時間帯によるのかもしれません。相対的には許容範囲と感じている方も多く、医師の診察が丁寧だからこその遅れと納得している方が多いように見受けられます。
・週末はとても混んでいて、予約時間を大幅に遅れる事もしばしばありましたが、当日診察しないとわからない事もありますし、先生方も流れ作業ではなく焦らずじっくり診てくださってたので、そんなに不満はなかったです。(40代女性)
・待ち時間は予約制だったので、時間通りに行けばそこまで待つことはありませんでした。(40代女性)
【スタッフの対応】
丁寧で親切な対応であったと感じている方がとても多くなっています。プライバシーについても配慮があり、スタッフ教育についても行き届いていると言えそうです。
・電話の対応は、かなり良い。受付の方も親切で、通うことが、全く苦痛にならない。(20代女性)
・受付の方も、電話対応の方もいつも感じ良かったです。受付の方はいつもムダなくテキパキされてお会計や次回予約もとてもスムーズでした。電話対応の方は、急な予約変更にもいつも快く対応していただきました。(40代女性)
診療時間
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午前/9:00~12:00 午後/13:30~16:00 ●:男性不妊外来 ※日・祝日は休診 ※初診の方には出来るだけゆっくりお話を伺いたいと考えています。電話でお問い合わせの上、事前に診察時間のご予約をお取りください。 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精 |
¥14,000 |
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採卵 |
¥100,000 |
体外受精・胚移植 |
¥200,000 |
顕微授精・胚移植 |
¥300,000 |
凍結胚移植 |
¥100,000 |
胚の凍結 |
¥35,000 |
精子の凍結 |
¥30,000 |
精子・胚の 凍結保管料 |
¥25,000/年 |
※料金は税抜き表示です。 ※その他詳しい料金体系につきましては、HPをご参照ください。
アクセス
大阪府 和泉市 府中町2丁目1番3号 南海和泉府中ビル1階
JR阪和線 和泉府中駅 徒歩5分