足立病院
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊治療手術 腹腔鏡手術 卵管鏡下卵管形成術 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 |
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ここがポイント
足立病院は総合病院であり、不妊治療はタイミング指導や腎追う受精などの一般不妊治療から体外受精や顕微授精までを対象としています。
不妊治療は足立病院生殖医療センターで対応しており、妊活しやすい体づくりをするための妊活ドッグによる検査やサプリメント、プレコンセプションケアなどのメンタルケアまで対応しています。
足立病院の紹介
足立病院は創業は明治35年と長い歴史をもつ病院です。明治時代から運営され、大正、昭和、平成、令和と時代は大きく変わりましたが、足立病院はいつの時代もお母様とお子様の健康のために変わらず尽力しております。現在、足立病院の年間分娩数はおよそ1600件。実に京都市で生まれる新生児の5人に1人は足立病院で生まれている計算になり、お子様を授かりたいカップルへのサポートから出産・子育ての支援。そして、思春期~成熟期~更年期~老年期と女性のすべてのライフステージにおけるヘルスケアと、足立病院は女性とそのご家族の健康サポートをお約束いたします。
■生殖内分泌医療センター
生殖内分泌医療センターは独立した不妊専門クリニックではなく分娩が主体業務である足立病院の付属施設です。このため生殖内分泌医療センターで妊娠された方の約4割がそのまま引き続き足立病院産科にて妊娠管理を受けたのちお産に臨まれます。
最高基準の医療を継続できる安心料金で
不妊治療の最大の敵はストレスと言っても過言ではありません。治療に伴う肉体的ストレス、精神的ストレス、社会的ストレスとともに「経済的ストレス」をいかに軽減するかという問題に向き合っています。また、技術としても最先端の胚培養器「EmbryoScope +®︎」4台の導入をはじめ、PGT-A(着床前診断)、EndomeTRIO検査、PRP(多血小板血漿)療法など世界レベルの最先端生殖医療を提供しています。
妊活サポート
今、妊娠を考えていなくても妊娠を将来的に考えている方にお勧めしています。
妊活ドッグ
超音波検査やAMH検査、抗精子抗体、甲状腺機能検査など不妊検査を受けていただき、不妊症の原因がないかを探ります。
プレコンセプションケア
プレコンセプションケアとは、若い女性やカップルが今のうちに妊娠を考えて、健康管理を行います。女性やカップルが正しい知識を持ち、日々の生活や健康と向き合うことで、将来、妊娠や出産を望む場合は妊娠・出産に向けた適切な準備ができます。
特に今、実際に妊娠を行う女性以外に男性も出産や育児に対して正しい知識を身に着け、行動に起こすことが求められています。
心理カウンセリング
不妊治療は、他の病気と違い様々な障害があります。必ず治るとは限らない、そもそも病気ではなく定義もあいまいでそのために必要以上に悩んでしまう、月経周期に合わせて検査や治療があるため予定が立てづらく、仕事との両立が難しいなどの問題があります。
誰かに相談することも難しいため、抱え込んでいる人が多いのが現状です。その問題を打破するために、現状の解決策として心理カウンセラーを配置し、一人で悩まない環境を作り、不妊治療で抱えてしますストレスの軽減に当たります。
不妊検査
ホルモン検査
ホルモン検査は血液検査を行うことで検査でき、女性ホルモンの変動が少ない月経期に採血を行います。
人間の体は基本的にはホルモンの分泌により作用しています。妊娠も同じで女性ホルモンの分泌の影響を多分に受けています。ホルモン検査では、女性ホルモンの分泌を検査し、異常や排卵日の時期など様々なことを確認します。
主なホルモンとして、脳下垂体から分泌され、卵巣に作用して卵胞を発育させる卵胞刺激ホルモン、脳下垂体から分泌され卵子を排卵させる黄体化ホルモン、卵巣にある顆粒膜細胞という細胞から分泌され女性ホルモンとも呼ばれている卵胞ホルモン、排卵した後に形成される黄体から分泌されるホルモンで着床に影響する黄体ホルモンなどがあります。
基礎体温
基礎体温は、女性の体温の変化を毎日記録して変化を調べる検査で、排卵日の特定に関わるホルモンです。基礎体温は、女性ホルモンの分泌に関わっており、黄体化ホルモンの関係で高温期が、卵胞ホルモンの関係で低温期があります。子の体温変化を計測するのですが、これは一般用の体温計を使用しても測ることが難しいため、婦人用体温計を使用します。
高温期と低温期の2つの温度の変化を調べ、排卵日が特定していきます。
超音波検査
超音波検査は、排卵日を特定する重要な検査です。超音波がもつエコー現象という音波が壁に当たると跳ね返る性質を利用し、反射した音波を画像にしリアルタイムで流し続けることで映像にし観察していきます。
超音波検査は、子宮内膜の厚さや卵胞の発育状態から排卵日を特定するほか、子宮や卵巣の形状を観察し、炎症や疾患などの症状がないかを確認します。
子宮造影検査
子宮造影検査とは、超音波検査でも検査できない卵管という細い精子が受精するために通過する管の通過性を観察する検査です。造影剤がX線に当たると白く光る性質を利用し、膣から造影剤を流しいれ、X線の流れがスムーズに流れているかを観察します。
造影検査後に、卵管が造影剤の影響で広がっているため、妊娠率が上がるといわれています。
タイミング指導
超音波検査による卵胞計測で排卵日を予測し、排卵日に合わせて夫婦生活を行い妊娠を目指します。タイミング指導は、体の負担が少ないことから不妊治療ではまず初めに行う治療で、妊娠率は5%前後になります(通常でも排卵日に夫婦の営みを行っても4回に1度妊娠する確率)。
足立病院のタイミング指導は、 排卵は卵胞の直径が20ミリくらいになったところでおこります。そこで、排卵予定日の1〜3日程度前を目安に受診の上、超音波検査で卵胞のサイズを測り、それをもとに排卵日を正確に予測します。予測した排卵日以降に超音波検査で排卵できているかを確認します。
また、黄体ホルモンを必要に応じて補充します。同時に、子宮内膜の厚さが十分かどうかもチェックします。月経不順で排卵日の特定が難しい場合、排卵誘発剤を用いて卵子を発育させます。
人工授精
人工授精は、超音波検査による卵胞計測で排卵日を予測し、排卵日に合わせて事前に採取した精子を濃厚洗浄した後に細くて柔らかい管を用いて卵巣の奥に注入します。人工という名前とは裏腹に精子を卵巣に入れる過程が人工のみで受精から妊娠まで自然な妊娠サイクルです。
人工授精は、妊娠サイクルは自然に近いことからタイミング指導の次に行う事が多い不妊治療で、妊娠率が10%前後です。人工授精は5~6回ほど行い結果が出なければ効果が出る見込みは薄いといわれています。
人工授精の特徴は、卵巣に精子を直接入れるため精子の運動率が悪かったり、EDなどの性行不良であった場合に有効なことが挙げられます。その反面、自然妊娠に近いサイクルのため、女性の不妊症の原因で一番多い卵管性不妊に対して有効です。
体外受精
体外受精とは、通常、女性の体内で行われる受精にサイクルを女性の体外で行う不妊治療です。排卵誘発剤でまずは卵子を急速に発育させ、発育した卵子を細い針で卵巣に穴をあけ、吸引し取り出します。取り出した卵子をシャーレという容器に移し替え、精子をふりかけのように卵子に向かってかけていき受精を試みます。受精したら受精卵となった精子と卵子を培養し、胚にしたら女性の体内に戻します。
体外受精は体の外で受精のサイクルを行うため、女性の不妊の原因である卵管性不妊に対して有効なため高い妊娠率を誇ります。高年齢は卵巣機能が低下していくため、早めの妊娠を目指して体外受精から入る人もいます。
顕微授精
顕微授精は、体外受精の一種で高い妊娠率を誇り、今、世界で最も多く行われている不妊治療と言われています。その優れているところは、細いガラス針に精子を入れ、卵子に穴をあけ精子を直接注入するという卵子と精子が1つずつあれば妊娠が理論上可能なところです。これにより、今まで対応ができなかった男性不妊が精子が体の中に1つもない無精子症以外は対応が可能になっています。
顕微授精は、クリニックの設備や環境、胚培養士の技術や経験に妊娠率が左右される高度な治療ですが、高いところでは70%を超える結果を出しています。近年では保険対象や助成金対象になっているなど行いやすい環境が整ってきています。
内視鏡手術
不妊治療で、外科的措置が必要になった場合、足立病院では手術が可能です。不妊治療と並行することで効果を促進させていきます。
卵管鏡下卵管形成術
卵管閉鎖などが原因の不妊症に対して特殊なカテーテルにより経腟的に卵管閉塞の場合は再度開通させ、卵管狭窄の場合は通過性をより良好にする処置です。自然妊娠を希望される方において体外受精-胚移植の代替治療として行われます。
子宮鏡下手術
子宮内ポリープや子宮内筋腫に対して有効な手術で、子宮鏡下手術の子宮鏡により子宮内腔を観察しながら、装着されている電気メスで着床を物理的に妨げている粘膜下子宮筋腫や子宮内膜ポリープを丁寧に焼き切っていきます。子宮内腔癒着の解除手術も行っています。手術により子宮内膜の損傷が起こらないようにする高度な技術が要求されます。当院では経験豊富な内視鏡専門医が治療を担当いたします。
腹腔鏡手術
お腹に小さな穴をあけて、小型カメラで見ながら行う手術法です。短期間の入院で済み、傷の痛みも少なく、美容的にも優れています。
口コミ
【医師の説明】
全体的には丁寧な説明や質問への回答など、納得した上で治療をおこなうことができたという声が上がっています。ただ、医師の在籍数がとても多いようで、担当医制ではないために医師によって少し対応にバラつきがあるとのことです。
・ドクターが多いので人によりけりですが、いつもお話しする時は目を見て喋っていただいてますし、質問や疑問点はその場で的確に答えていただいてます。(30代女性)
・聞いたことに関してはきちんと答えてくれると思います。こちらの不安になっているポイントを汲んでくれているのもわかります。(30代女性)
【医療技術】
有名な病院でもあり、技術に関しては信頼度が高いと感じている方が多いように見受けられます。ただ、医師が多いためか見解や方針の違いに戸惑ったという声もあります。過剰な治療ではないという点を上げている方もいます。
・段階を踏んだ診療を行ってくれる。ただし、患者側も勉強かが必要だと思う。(30代女性)
・過去のカルテを見直したりして、その都度、自分に合った治療法を提案していただいてます。医療技術に関しては、滋賀京都ではダントツのマンモス病院なので間違いないかな、と感じています。(30代女性)
【医療設備】
さまざまな検査や治療が病院内で可能とのことです。高度な治療までをおこなっていることもあり、全体的に適切な設備が整っているという声が多くあります。施設も綺麗という声もあります。
・ビル自体も新しく、システマチックされていて設備に不満はない。(30代女性)
・大きい病院で設備も最先端まではいかなくても綺麗で整っていると思います(30代女性)
【待ち時間】
インターネットでの予約が可能とのことです。朝イチ・午後イチなどは待ち時間が少ないようですが、全体的には待ち時間が長いという声が多くなっています。どうしても後の予定がある場合など受付に伝えると、待ち時間が少ないように配慮をしてくれたという声もあります。
・待ち時間は毎回予約制だがかなり長いです。朝一番の予約や夕方一番の予約はだいたい予定通りだが、中途半端な時間の予約はほぼ長時間まちです。(30代女性)
・予約が携帯ででき、当日の進行状況も携帯チェックできるのでよい。(30代男性)
【スタッフの対応】
とても丁寧という声が多く上がっています。待ち時間などについても、どうしてもの場合には配慮をしてくれるなどの気づかいもあり、臨機応変な対応をしてくれるという声もあります。
・受付スタッフの数は多く、対応もきちんとしている。(30代女性)
・受付の人は愛想が良く対応がいいと思う。(20代女性)
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 |
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午後 |
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夜間 |
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午前/9:00~ 午後/14:00~ 夜間/17:00~(19:00まで) ※上記は生殖内分泌医療センターの診療時間となります。 ※午前・午後診の受付時間は14:00までとなります。 ※受付開始は各診療時間の30分前からとなっております。 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精 |
洗浄濃縮人工授精: 約 ¥17,000、自然人工授精:約¥ 12,000 |
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採卵 |
誘発周期:¥50,000、自然周期:¥30,000 |
培養液準備費用 |
¥5,000 |
従来法授精費用 |
誘発周期:¥60,000、自然周期:¥20,000 |
顕微授精費用 |
誘発周期:¥90,000、自然周期:¥50,000、卵子6個~10個:+¥10,000、卵子11個以上:+¥20,000 |
受精卵初期培養費用 |
誘発周期:¥100,000、3回目以降(誘発周期):¥50,000、自然周期:¥40,000 |
胚盤胞培養費用 |
¥30,000 |
胚移植費用 |
¥50,000 |
凍結胚融解 |
¥30,000 |
二段階移植 |
¥20,000 |
SEET法 |
¥20,000 |
胚凍結費用 |
¥20,000 |
胚凍結クライオトップ(最大4本) |
¥2,500/本 |
精子凍結費用 |
¥10,000 |
※料金は税抜き表示です。 ※その他詳しい料金体系につきましては、HPをご参照ください。
アクセス
京都府 京都市中京区 東洞院二条下ルシンフォニア御池
京都市営地下鉄東西線 烏丸御池駅 徒歩2分