醍醐渡辺クリニック
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 |
WEB |
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TEL |
醍醐渡辺クリニックの紹介
醍醐渡辺クリニックは1971年に醍醐渡辺病院として開業、当初より産科と並行して不妊治療を始め1994年には京滋地区で初めて顕微授精による出生に成功した歴史と実績があります。
不妊治療に精通した生殖医療専門医と熟練の胚培養士による高度な治療を提供します。最適な治療を行うため365日体制で診療を行っています。施設内は不妊外来と産科外来のフロアを分ける配慮をし、不妊治療から出産まで女性の大切な時期をトータルにサポートしていて、2005年から不妊治療施設の団体「JISART(日本生殖補助医療標準化機関)」に加盟しています。
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超音波検査
超音波検査とは、エコー現象という音波が壁に当たると反射する性質を利用し、体内の状況を反射した音波を基に画像を生成し、子宮や卵巣の状態を観察し、子宮内ポリープや筋腫などの疾患を見つけたり、子宮内膜の厚さや卵胞の発達具合を見て排卵日を特定します。
子宮頸部細胞診
子宮頸がんの検査で、過去は高齢の方がなる症状でしたが、性行為の若年化により若年層にもかかりやすい病気となっています。早期の子宮頸がんは自覚症状がないことが多く、子宮頸がんが発症していた場合はがん治療が最優先になり、炎症や細胞変性があればその治療を検討します。
クラミジア抗体検査
クラミジアとは、性感染症の一つで感染した場合、女性の不妊症の原因で最も多い卵管性不妊の原因となります。卵管の詰まりやギル無のような癒着を引き起こすなどの症状を生み出しますが、感染したときの自覚症状がないため、検査を行わなってはじめて気づく場合が多いです。
クラミジア感染は採血で検査を行い、感染していた場合は造影剤検査で卵管の状態を観察していきます。
抗ミュラー管ホルモン検査(AMH検査)
AMH検査は、女性の卵巣予備機能の指標となる検査です。女性の卵子は男性の精子と違い、新しく作られることがなく、生まれた時から数が決まっています。生まれた時に卵子の元である原子卵胞がすでに出来上がっており、思春期になると発育し、排卵に至ります 。
発育を開始したごく初期の卵胞から分泌されるのがAMHで、卵胞の数が多ければ高値、少なければ低値になるため卵巣予備機能の指標になります。
子宮造影管検査
造影剤には、レントゲンで光る性質があり、その性質を生かして、超音波検査でも測ることが難しい卵管の通過性を調べていきます。
卵管は精子が卵子を出会い受精するための重要な器官で、詰まりやフィルムのような癒着があった場合、妊娠に支障が生じます。卵管の状態を調べるため、膣から造影剤を卵管に流し込み、通過している状態でレントゲンや触診で検査していきます。
タイミング指導
超音波検査で子宮内膜や卵胞の厚さから排卵日を特定し、排卵日に合わせて性行為を行う不妊治療です。排卵日を特定する以外は通常の妊娠と変わらないため、体の負担が少なく、不妊治療のファーストステップとして行なわれることが多いのが特徴です。
排卵障害で排卵が上手く行えなかったり、月経不順で排卵日の特定が難しい場合は排卵誘発剤を用いて、卵子を発育させ妊娠率を上げていきます。
通常でも排卵日に性行為を行っても妊娠の確立は4回に1回と言われており、タイミング療法でも4~6回ほど行って妊娠を目指していきます。6回以上は妊娠の確立が大きく低下するため、次の人工授精や体外受精に切りかえることが重要です。
人工授精
人工授精とは、不妊治療でのセカンドステップの位置にある不妊治療で、排卵日を特定し、その日に合わせて精子を事前に採取し、精子を濃厚処置した後に細菌などを取り払うため、洗浄します。洗浄した精子をカテーテルという管で子宮の奥に送り込みます。
人工授精は、名前から人工的に受精を行うと思われがちですが、人工的なのは子宮の奥まで入れる部分のみで受精は自然妊娠のサイクルです。精子の運動率がわるかったり、何かしらの理由で性行為ができないなどに有効ですが、自然な受精のため、卵管因子などには対応ができません。
人工授精もタイミング指導と同じく、4~6回ほど行い、妊娠を目指していきます。
体外受精
体外受精とは、女性の体内で行う受精までの過程を体外で行う事で妊娠を目指す不妊治療です。
1978年にイギリスで初めて行われる不妊治療で、妊娠率の高さから不妊治療の歴史を一手に進めたといわれています。世界中に急速に広がり、ノーベル賞を受賞しています。日本でも、高額のためなかなか普及していない現実がありましたが、近年では保険対象になったことで今後の普及が期待されています。
体外受精は、まず排卵誘発剤を用いて卵子を発育させ、複数採取できる状態にします。その後、針で卵子に穴をあけ卵子を吸引し取り出します。取り出した卵子を容器に入れ、上から精子を振りかけることで受精させ、受精した受精卵を培養し、胚になった後に胚移植を行います。
体外受精は、受精の過程を体外で行うため、卵管を通過することがないため卵管に異常があっても関係なく妊娠が可能です。
顕微授精
顕微授精とは、顕微鏡の視野で観察しながらガラス針に精子を入れ、卵子に直接受精させる不妊治療です。そのため、理論上では精子1つにつき卵子が1つで妊娠が可能になっており、今まで有効な対抗策がなかった男性不妊の乏精子症に対して有効な不妊治療です。また、卵管を受精のために通過しないため、卵管性因子にも有効です。
顕微授精は1992年にベルギーで初めて行われた不妊治療のため、まだ新しく術後の経過を追っていかなければならないを言われていますが、妊娠率が高いことから世界の多くで代表的に行われている不妊治療です。胚培養士の技術やクリニックの設備などの大きく依存しますが、高いところであれば妊娠率が70%以上になります。
口コミ
【医師の説明】
とても人気があるクリニックで患者数も多いようですが、しっかりとした説明や質問への回答について、高評価です。また、医師に質問しそびれてしまっても看護師などの周囲スタッフも相談がしやすいようで、フォロー体制があると感じられます。
・醍醐渡辺クリニックの先生はとても親切で、不安な中通院したのですが詳細をしっかりと説明してくださりました。また、治療方法に関しても、丁寧な説明があり、質問に対してもしっかりとした回答を得られました。(30代女性)
・納得できる説明をしてもらえた。言葉足らずなところはあるが、聞けば返してもらえる。質問には的確な返答をもらえた。同じ治療を繰り返すのではなく、いろんな方法を試しながらオーダーメイドで治療をしてもらえたことが良かった。(30代女性)
【医療技術】
地域で有名なクリニックでもあり、医療技術については信頼している方が多くなっています。院内には機材や治療法についての情報掲示があるようで、その点においても安心感につながっているという声があります。
・不妊治療では有名な所なので、私は子宮管造影検査を受け、一回目のタイミング法で妊娠しました。(30代女性)
・不妊でいくつかの病院を転々としました。一番信頼できる病院と感じました。不妊に力をいれてくださっている病院で院内には不妊に関する張り紙がたくさんあり安心して治療できました。(30代女性)
【医療設備】
最先端の設備を含め、3Dエコーなど適切な設備がととのっているという声が多数あります。機器の情報などを掲示していることで、どんな機器が導入されているかを知ることができ、安心感や期待感を持っている方が多いように見受けられます。院内もとても綺麗で清潔感があるそうです。
・最先端の設備があったとおもいます。それについての説明がかかれた張り紙が院内にたくさんありました。(30代女性)
・不妊治療でできないことはなかったので、最先端の設備があったんだと思う。(40代女性)
【待ち時間】
待ち時間はとても長いという声が多くなっていますが、携帯で待ち時間の確認ができるシステムの導入や、電子カルテの導入などクリニック側の取組みを感じられるという声もあります。外出可能、周囲には買い物などができるお店があり、呼び出しのポケベルやPHSなどがあるようです。
・待ち時間はとんでもなく長かったが、近所に買い物ができる場所があったし、呼び出してくださった。医院長に診てもらうと待ち時間がかかったが、その分、きちんと診てもらっていたように思う。(40代女性)
・診察の待ち時間は長く、番号で中待合に呼ばれるシステム。採血後の結果待ちの時は携帯を渡してもらえて、病院外に出て時間を潰せた。(30代女性)
【スタッフの対応】
相対的には、適切な対応であったという声が多くあります。気になる対応があると感じている方もいます。通院中にアンケートに回答をしたという方もいるので、クリニック全体としてはスタッフ教育なども改善を含めた取組をおこなっているのではないでしょうか。
・スタッフ、看護師さんによって対応の良し悪しはありました。が、先生の腕を信じていたのでそこにはそれほど文句はありません(30代女性)
・看護師さんも受け付けの人も感じのいい人が多く、問題なかった。(30代女性)
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 |
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午後 |
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午前/9:00~13:00 午後/17:00~19:30 △:日・祝日の診療時間は 9:15〜11:30(完全予約) ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精 |
同周期1回目:¥13,860、同周期2回目:¥5,780、同周期3回目:¥3,470 |
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採卵費 基本料金 |
¥60,000(2回目:¥50,000、3回目以降:¥40,000) |
卵子採取数 |
¥11,000~¥88,000 ※成熟卵子1個につき¥11,000を基本料金に加算(成熟卵子8個以上は一定額) |
体外受精法(通常法) |
¥25,000 |
顕微授精法 |
¥11,000~¥88,000 ※顕微授精の可能な成熟卵子1個につき¥11,000を加算(成熟卵子8個以上は一定額) |
培養費 |
¥16,500~¥27,500 |
胚移植費用 |
¥93,500 |
2段階胚移植 |
¥23,000 |
胚凍結基本料金 |
¥38,500 |
胚凍結容器代 |
¥5,500(6本目以降は一定額) |
胚融解 |
¥44,000(胚融解個数による変動がなく一定額) |
精子の保存(凍結)事前処理(顕微授精) |
¥8,000 |
精子の凍結保存の処理 |
¥15,000 |
凍結保存 |
¥25,000 |
※料金は税込み表示です。 ※その他詳しい料金体系につきましては、HPをご参照ください。
アクセス
京都府 京都市伏見区 醍醐高畑町30-15
京都市営地下鉄東西線 醍醐駅 徒歩1分