シロタ産婦人科
診療内容 |
人工授精 漢方処方 不妊カウンセリング 漢方治療 |
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特徴 |
土曜日診療 |
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シロタ産婦人科の紹介
シロタ産婦人科は、仕事、結婚、妊娠、出産、子育てと女性のライフスタイルに合わせたトータルケアを行える総合クリニックです。
不妊検査
内診
内診とは、膣や子宮、卵巣の状態が正常であるかどうかを内診台の上で確認していきます。
基礎体温
基礎体温とは、体が生きる上で最低限のエネルギーしか使用しない最低限の体温をさし、就寝時の体温がこれに当たります。実際に就寝時の体温を毎日計ることは難しいため、不妊治療の基礎体温検査では朝起きて一番最初の体温を測ります。
基礎体温は、卵胞ホルモンが影響する低温期と黄体化ホルモンが永久する高温期があり、この2相の体温の変化により排卵期を特定します。
基礎体温は通常の体温計ではわからない細かい数字を測るため、通常の体温計でなく婦人用体温計を用います。
ホルモン検査
血液を採取し、ホルモンの分泌や甲状腺疾患の有無などを調べていきます。自律神経の乱れなどからホルモンバランスが崩れると排卵障害や卵巣障害につながっていきます。 ホルモン検査は月経周期に密接に関係し、月経3日や排卵1週間後などに行います。卵胞ホルモンや黄体ホルモンなどは排卵に重要なホルモンとなり、基礎体温に密接にかかわります。 また、甲状腺の病気などで不妊につながる甲状腺疾患も血液検査で分かります。
子宮内膜症
子宮内膜症とは本来は子宮の内側に存在する子宮内膜が子宮の外である卵管や卵巣に作られる、剥離などを引き起こしてしまう症状です。 子宮内膜は生理と共に膣から体外へ排出される仕組みですが、体外の場合、排出する仕組みがないため体の中で蓄積し、体に負担がかかる結果となります。 子宮内膜に関しては月経と深い関係があるといわれており、閉経した方には見られないですが、実際の原因はまだわかっておりません。
精液検査
不妊症は女性が原因と思われがちですが、男性が原因の可能性も50%存在します。また、不妊治療は夫婦の問題のため、男性側の検査も推奨しています。
精子は数日禁欲をした後にマスターベーションで精子を採取し、専用の容器に入れて検査します。女性の卵子と違い、精子は卵子と違い、毎回新しい精子が作られるため結果がぶれやすく、たとえ不良であってもすぐには結果をださずに数回検査を実施します。
膣内超音波検査
超音波検査とは、超音波が壁に反射する性質を利用し、体内で超音波を発生させる機会を用いて超音波を発生させます。超音波は、体の内部で様々な反射を繰り返し、それを画像にしリアルタイムで流し続け映像にします。
超音波検査では、子宮内膜や卵胞の発育状態を観察し、排卵日を特定する他、子宮筋腫や子宮内ポリープの有無を確認し、もしも不妊症の原因がある場合は特定し、対策します。子宮筋腫は、近年では珍しい病気ではなく月経のある女性では5人に1人の割合でみられる病気になりました。子宮筋腫は陽性の筋腫のため、安心している人も多いですが、不妊や流産につながる傾向があり、早期の治療をお勧めします。
フーナー検査
性交後試験とも呼ばれるフーナー検査とは、タイミング療法と同じ時期に行う検査で、排卵日を特定し、その日に合わせて性行為を行い、不妊症の原因を探ります。
性交後の子宮頚部から子宮内膜を採取し、400倍の視野の顕微鏡で観察し、その中に精子が正常な状態でいくつ生存しているかを確認します。男性の精子は結果がぶれやすく、夫婦どちらも正常でも悪い結果が出ることもあるため、悪い結果が出ても複数回は検査します。
もしも、複数回の結果が出た場合は、女性の体内に抗精子抗体という精子を異物とみなして排除する抗体ができていないかを検査します。
タイミング療法
タイミング療法とは、排卵日を特定するために超音波検査や基礎体温検査、ホルモン検査や尿のLH値を参考し、割り出した排卵日に性行為を行い、妊娠を目指す不妊治療です。
女性の妊娠できる時間は 妊娠する可能性があるのは排卵日の6日前から排卵日の1日後ほどと言われており、卵子は1日しか体内で生きていません(精子は生殖器の中では3日ほど生存できる)。そのため、期間が限られるため確実な日に性行為を行う事で妊娠率を高めることができます。
タイミング療法は複数回行う事が前提となります。これは、通常の妊娠でも排卵日に成功をして妊娠するのは4回に1回と言われているためです。
排卵誘発
タイミング療法や人工授精に関して、排卵誘発剤を用いて、排卵する確率を高くし正常な卵子を複数採取することが可能です。海外では一般的に使用されますが、日本では自然に違い妊娠を推奨するために使用用途は限られています。
排卵誘発剤は、大きく分けて卵子を育てるクロミフェン製剤やゴナドトロピン製剤、排卵を促す薬のhCG製剤、GnRHアゴニスト製剤に分かれます。
漢方
不妊治療で近年、東洋医学の観点が見直されてきており、漢方や鍼灸はWHOも不妊治療に効果があると認めています。
東洋医学の根本は体質改善であり、特に不妊治療では冷え性に対しての考え方が強いです。冷え性は体の臓器を冷やしてしまい、機能を低下させてしまいます。
漢方で体を温め内臓の機能を向上させることで血流が改善され、栄養が全身に行き届き老廃物の排出が盛んに行われます。それにより、卵子の質を高め妊娠をしやすい体づくりを目指していきます。
人工授精
人工授精とは不妊治療ではタイミング療法の次に行う施策です。
タイミング療法と同じく排卵日を特定し、その日に合わせて精子を事前に採取しておき、濃厚処置をしながら洗浄していきます。排卵日に採取した精子を細い管を用いて子宮の奥に注入します。
精子を子宮に送り届けるまでは人工的ですが、妊娠自体は自然なサイクルで体の負担が少ないことが特徴です。精子の運動率が悪い方には有効ですが卵管性不妊などの問題には対応ができません。
人工授精も複数回行う事が前提となっており、4~6回ほど行い、妊娠できなければ体外受精などを考えていきます。
診療時間
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午前/9時~12時 午後/14時~17時 定休日:日曜日
アクセス
神奈川県 座間市相武台 1-20-21
小田急小田原線「相武台前駅」 から 徒歩7分