八千代病院
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊治療手術 腹腔鏡手術 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 |
WEB |
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TEL |
ここがポイント
高度生殖医療に対応した総合病院
八千代病院の産婦人科は、産科・婦人科と生殖医療の機能を兼ね備え、各専門医が連携して診療を行っています。
その中の八千代病院不妊センターは1986年の開設以来、人工授精などの一般不妊治療では子どものできない不妊症の方を対象に、高度な生殖補助技術を用いて多くの実績を挙げてきました。
不妊症で苦しむ多くの患者さんが妊娠を経験することはもちろん、より安全な妊娠、出産、お子さんの健やかな成長につながるよう、八千代病院不妊センターでは医師、胚培養士(エンブリオロジスト)、不妊カウンセラーをはじめ、スタッフ全員で患者さんをサポートさせていただきます。
八千代病院の紹介
八千代病院は、明治33年(1900年)の開業以来、いくつもの時代の荒波を乗り越えながら、常に地域の医療を支え、未来を見つめた先進的な取り組みを行ってまいりました。
平成21年(2009年)、愛知県で初の「社会医療法人」となり、救急医療を支え、地域医療の主役となる使命を明確にいたしました。そして、安城市や医師会、地域の医療機関、介護福祉施設などと連携をとり、八千代病院が核となった地域医療システムを構築し、今も運営を続けています。
八千代病院の産婦人科は、産科・婦人科と生殖医療の機能を兼ね備え、各専門医が連携して診療を行っています。
その中の八千代病院不妊センターは1986年の開設以来、人工授精などの一般不妊治療では子どものできない不妊症の方を対象に、高度な生殖補助技術を用いて多くの実績を挙げてきました。
不妊症で苦しむ多くの患者さんが妊娠を経験することはもちろん、より安全な妊娠、出産、お子さんの健やかな成長につながるよう、八千代病院不妊センターでは医師、胚培養士(エンブリオロジスト)、不妊カウンセラーをはじめ、スタッフ全員で患者さんをサポートさせていただきます。
不妊検査
基礎体温
基礎体温とは、排卵が正常に行われているか、排卵日はどれくらいかを推定する指標の1つとして不妊検査に入れているクリニックが多いです。
基礎体温は、黄体ホルモンと卵胞ホルモンという女性ホルモンが作用し体温が変動するサイクルを毎日記録し、観察していく検査です。排卵前は卵胞ホルモンの関係で体温が下がり、排卵後に黄体ホルモンの関係で体温が上がることで排卵日の予測を付けます。
基礎体温は非常に細かい体温の変化のため、通常の体温計では作用することがなく婦人用体温計を使用して測っていきます。
超音波検査
超音波検査は、排卵日を知るために行う重要な検査です。超音波の反射する性質を利用し、体内で超音波を発生させることで体の内部で反射した音波を映像にし、子宮や卵巣の状態を観察していきます。卵管は非常に小さいため、超音波検査では測ることができません。
子宮の形状だけでなく、子宮筋腫や子宮内ポリープなどの疾患なども検査することができ、見つかり次第、治療し不妊症の原因を取り除きます。子宮内膜の厚さや卵胞の発育状態を観察し、排卵日を特定していきます。
子宮造影検査
子宮造影検査とは、造影剤というレントゲンに当たると白く光る薬剤を用いて卵管という超音波検査でも調べることができない細い管を検査していきます。造影剤は油性と水性があり、それぞれにメリットとデメリットがありますので、注意が必要です。
膣から造影剤を流し込む卵管を通過している時に触診やレントゲンで確認し、通過性を確認します。油性の造影剤の場合、卵管の詰まりや癒着が軽度であれば解消されるほか、卵管が一時的に広がるため妊娠しやすい状況になります。
フーナーテスト
フーナーテストとは、性交後試験ともいわれ、超音波検査などで排卵日を特定し、タイミング療法を行う過程で成功したばかりの子宮頚管粘液を採取し検査します。400倍の視野で観察し、精液が健全な状態でどれくらいの数がいるかを確認していきます。
精子は新しく常に作られる関係で、状態が変動しています。そのため、一度悪い結果が出ても何度か検査を行います。悪い結果が続いていた場合、女性の体内に抗精子抗体ができている可能性を探ります。
抗ミュラー管ホルモンとは
抗ミュラー管ホルモン検査とは、血液中のAMH値を測ることで女性の卵巣予備機能を測る検査です。AMH値は卵巣の周囲にある小さな細胞から分泌されます。女性の卵子は生まれた時から数が決まっており、精子と違い新しく作られることがありません。そのため、将来の卵子の数とAMH値は関連性がうまれ、推測できる指標になります。
女性の卵子は生まれた時に卵胞原盤という卵子の元になるものが生成され、思春期に急速に発育され、35歳以上から急速に減少していきます。
不妊治療
タイミング療法
タイミング療法とは、不妊治療におけるファーストステップとしての治療です。基本的には超音波検査や子宮頚管粘液の状態、基礎体温などから排卵日を特定し、排卵日に合わせて性行為を行う事で妊娠を目指す特別な外科的治療がない治療法となります。
排卵日を特定する以外、特に目立った方法はなく自然に近いことから体に優しい治療法です。タイミング療法には排卵誘発を起こす場合があり、排卵が月経不順や排卵障害などでうまく行われない場合、排卵誘発剤を排卵を起こすことで妊娠率を高める治療を行いm指す。
基本的にタイミング指導は複数回行う治療となります。例え、排卵日を特定できたとしても自然な妊娠で4回に1回ほどの確立のため、4~6回ほど行う事で妊娠になるパターンが見受けられます。6回行い妊娠できない場合は次のステップに変更することをお勧めします。
人工授精
人工授精は、タイミング療法の次に行う事が多い不妊治療のセカンドステップの役割が高い治療法です。
基本的にはタイミング療法と同じで排卵日をまずは特定します。人工授精では男性が排卵日に合わせて事前に精子を採取し、医療機関に渡します。預かった精子は消毒と濃厚処置を施し、排卵日に女性の膣に細い管を入れ、体の内部に処置した精子を入れます。
この時にタイミング療法よりも子宮の奥に注入します。この奥に入れる処置と精子が子宮の奥まで人工的に注入される過程からタイミング療法よりも妊娠率が高くなっています。
人工授精は妊娠率が10%から15%と言われており、タイミング療法と同じく複数回行う治療となります。人工という名前ですが、妊娠自体は通常と同じサイクルのため自然な妊娠に近いです。
体外受精
体外受精とは、1978年にイギリスで初めて行われた活気的な治療法で、通常女性の体内で行われる妊娠のサイクルを女性の体外で人工的に行う事で妊娠率を高める治療です。過程を人工的に行う治療のため、受精自体は自然に行います。
体外受精は、小さな針で卵巣に穴をあけ卵子を吸引し取り出します。卵子を取り出したらシャーレという容器に移します。シャーレに取り出された卵子に対し、精子を複数ふりかけるように上から覆いかぶせ受精させます。受精した受精卵は胚培養士が培養し、胚に育てます。胚に変化した受精卵は女性の体内に戻され妊娠を待ちます。
体外受精は妊娠率が高いことから瞬く間に世界に広がった治療ですが、高額のため受けることができる人が限られていました。しかし、令和4年に日本でも保険対象になったことで今後の増加が見込まれている治療です。
顕微授精
顕微授精とは、1992年にベルギーで行われた治療で妊娠率が高いところで70%を超える治療法です。難しい治療のため、クリニックの設備や胚培養士の経験などで妊娠率が左右される治療となっています。
顕微授精は細いガラスの鍼に精子を入れ、直接卵子に注入します。卵子に負担が大きくストレスの高い治療法ですが、それを有り余って補うほどの妊娠率の高さから今では世界で一番多い治療法となっています。現在では鍼灸などと並行して行う事で妊娠率を高める働きができることが分かっています。
口コミ
【医師の説明】
担当医制ではないので、医師によって多少の違いはあるようです。全体的にはしっかりとした説明はなされているように見受けられます。質問についても分かりやすく答えてくれるという声が上がっています。
・質問をすれば説明をしてくれる。医師によってそれが多かったり少なかったりすることはある。(30代女性)
・ひとつの質問にも複数の回答説明をしてくれたので納得して治療を進めることができた。(30代女性)
【医療技術】
医師の在籍数は多く、治療内容によって上手な医師が担当をしているという声があります。ベテラン医師によるフォローなどもあり、総合的に技術は高いと感じている方が多い用に見受けられます。
・結果が出たので充分に適切な診療をしてもらえた。(30代女性)
・適切な診療はしてもらったと思うし、医療技術もあると思う。(30代女性)
【医療設備】
大きめの総合病院であるため、全体的に設備は充実していると感じている方が多いです。検査についてはさまざまな科との連携もあり、安心感があるという声もあります。
・カウンセリングで話を聞く限り、医療設備などはきちんと配備されてる印象を受けた。(30代女性)
・適切な医療設備はあると思う。最先端かどうかはよく分からないが、特に古いと感じることはなかった。(30代女性)
【待ち時間】
予約制の導入はあるものの、とても待ち時間が長いという声が多数上がっています。とても人気があるということで、ある程度仕方がないと感じている方が多いようです。外出可能であり、その場合は順番が近くなったら電話をもらえるという流れになるとのことです。
・予約はあるが、予約時間通りに進むことはまずない。1〜2時間待つことは覚悟している。しかし、順番が近くなったら電話してくれるようにもできるので、外出することができるのはいい。(30代女性)
・待ち時間は相当長くてかなりのストレスとなった。予約していても、1時間や2時間待ちはざらだった。人気があるとも捉えることができるが。(20代男性)
【スタッフの対応】
スタッフの対応は適切であったという声が多く上がっています。産科と婦人科が同じスタッフで動いているため、とても忙しそうではあるものの、優しく丁寧な対応とのことで好印象・高評価と言えそうです。
・スタッフの対応は全体的に良く、適切だと思う。(30代女性)
・とても親切で、機転がきくと思いました。(30代女性)
診療時間
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午前 / 8:30〜12:00 午後 /12:00〜17:00 △・・・8:30〜13:00(第2・4・5土曜日) ※第1・3土曜日・日曜・祝日、休診 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。-
アクセス
愛知県
安城市
住吉町2-2-7
名鉄名古屋本線 新安城駅 徒歩7分