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【不妊治療 相談室】体外受精に移る時期って?(35歳女性|一人目不妊)

      2016/08/09

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今回は体外受精についての質問と実際に体外受精を経験された女性からの回答について紹介しています。また、『体外受精まとめ|スケジュールや費用、成功率、リスクとは?』では体外受精全般のことについてまとめているので確認してみてください。

35歳女性からの質問|タイミング法や人工授精経験者

【質問】 30代半ばの方は、どのタイミングで体外受精に移りますか?

ずっと仕事に没頭してきて「落ち着いたら子作りも」と考えていたぐらいで、もともとあまり強く子どもを欲していませんでした。でも去年、自分と同じぐらい仕事に打ち込んできた仲の良い友達が妊娠し、幸せそうな様子を見たとき、無性に子どもが欲しくなったのです。その時点で34歳でした。今まで生理もほぼ順調に来ていましたし、友達もすぐに妊娠したので自分も自然妊娠できるのではないかと思いました。でも5ヶ月やってみて変化なく、35歳になるとき、さすがに病院に行くことにしたのです。
まず先生のアドバイス通りにクロミッドを使いながらタイミング法をやってみましたが妊娠せず、次に人工授精をしましたがまた妊娠しませんでした。まだ不妊治療歴3ヶ月目なので体外受精するには早いかも?と思いつつ、35歳なので1ヶ月経つだけでもハラハラします。同じぐらいの年齢の方でしたら、みなさんどれぐらいで体外受精に移られるのでしょうか?

36歳女性の回答|人工授精、体外受精、顕微授精、凍結保存 経験者

回答者のプロフィール・不妊治療状況

・性別:女性
・年齢:36歳
・1人目の赤ちゃんで不妊治療開始し、現在も病院で治療中(33歳から不妊治療開始)
・これまでに通院した病院数:2件
・トータルの通院期間:2年以上
・今まで経験した不妊治療:人工授精、体外受精、顕微授精、凍結保存

回答者の不妊治療 体験談

結婚して2年が経過した頃、子宮内膜症を患っていた事もありネットで情報収集を始めました。すると、子宮内膜症が不妊症と関係する可能性が高い事と2年経過しても子供が授からない場合は不妊治療が必要といった内容が記されていました。即、不妊治療専門医に診察に伺いました。診察の結果、子宮内膜症が進行していて卵巣嚢腫が発見・血液検査のホルモン値も40代の平均レベルと診断されました。その時に医師からは「1年でも早く診察していたら、卵子も今より若くて状況がいくらかは良かったのに。それ位、時間がないと思ってください。」と言われました。治療は卵巣嚢腫の手術後に、タイミング法をせずに人工授精からスタートする事になりました。
最初に通院した病院は完全予約制で医師も複数いる病院でしたが、1回の通院が待ち時間が2時間超える事もあり治療時間を含めると2時間半程かかっていました。そのため、仕事をしながらの通院はとても負担で体力的にも精神的にもしんどいと思う事もしばしばありました。人工授精は痛みもなく通院回数も少ないですし、費用も体外授精に比べるとかなり安価なので仕事と通院日の調整をする事が少し大変だと思った位でした。体外授精は、卵子を育てるまでの注射などの費用が保険適応外という点や通院日数も増えるので人工授精の時よりも仕事と通院日の調整が大変でした。また何よりも負担なのは病院によって費用は異なるかと思いますが、私の通院していた病院は人工授精の費用の20倍弱の金額になるので経済面での負担が大きく、妊娠判定が陰性の時の精神的な落ち込みもはるかに大きいです。

回答者の体外受精の経験について

現在は私は治療に専念するため仕事を退職して、体外授精でクチコミの良い病院に転院しました。転院後の病院の先生は院長先生1人が診察をしていて治療方針等の相談もじっくり出来る環境です。先生からは「日本は欧米諸国と比較して、不妊治療に消極的で30代半ば頃から病院に相談にくる。30代からだと卵子の老化も進行しているので体外授精も成功率が下がっていく。そのため、あなたは1回でも生理周期を無駄にしては勿体無い。体外授精する際は、体質に合った方法を見つけるためにも3回は先生にチャンスをほしい。」と言われました。実際、1度目の体外受精はショート法で排卵抑制の点鼻薬が合わなかったのか採卵した卵子は空胞と変形していたものしか取れずでしたが、2度目はアンタゴニスト法で排卵抑制の点鼻薬は使わない方法で卵子を育てて6個採卵してうち3個が移植可能な8分割まで成長して1個を新鮮胚移植・2個は凍結保存しました。2回胚移植を経て妊娠はせず、着床不全の検査をしたところ「血液凝固異常・免疫応答が高い」と診断されました。

次回の胚移植は自然周期での胚移植をする事になり、血液サラサラにするためヘパリンの服用を、免役応答を抑制するためピシバニール療法を行う予定です。夫からは「不妊治療が辛くなったら、私のタイミングで終了して大丈夫」と言われました。その時に私は「今不妊治療を出来る範囲しておかないと、出来ない年齢になった時に後悔するので金銭的に可能な限りはしたい」と伝えました。

質問者へのメッセージ

私の経験からすると、先生から体外授精を勧められている場合は生理周期が訪れる度に卵子の老化が進むので、夫婦で話合った上で早急に体外授精を実行するべきだと思います。今でもずっと「あと1年早く治療開始していたら…」と私は後悔しています。私たち夫婦は終了するタイミングも話し合っていて、あと体外授精をするのは2回までと決めています。子供を授かるというゴールにたどり着けるかわからないという不安を抱えながら日々過ごしていますが、出来る限りの事は頑張りたいと思います。

33歳女性の回答|タイミング法、人工授精、体外受精、凍結保存 経験者

回答者のプロフィール・不妊治療状況

・性別:女性
・年齢:33歳
・1人目の赤ちゃんで不妊治療開始し、その後妊娠、32歳で出産(30歳から不妊治療開始)
・これまでに通院した病院数:2件
・トータルの通院期間:1年半
・今まで経験した不妊治療:タイミング法3回、フーナーテスト3回、人工授精5回、体外受精2回(新鮮胚移植1回、凍結胚移植1回)→体外受精(凍結胚移植)にて妊娠・出産しました。

回答者の不妊治療 体験談

私は28歳のときに結婚しましたが、2年間子宝に恵まれず、30歳を機に不妊治療を開始しました。最初の1年でタイミング法&フーナーテストを3回、人工授精を5回実施しました。5回目の人工授精の後に体外受精に進みたい旨を医師に伝えましたが、6回目の人工授精を勧められ(まだ若いから…と言われましたが、自分としては31歳になったことで焦っていたので)、体外受精専門の病院に転院しました。結局、体外受精2度目で妊娠し、無事出産まで辿り着けました。

回答者の体外受精の経験について

最初の体外受精のときはなるべく自然に近い形で実施するということで、何もせず排卵予定と思われる日に夫婦で病院に行き、採卵しました。(注射器のようなもので吸い出すのですが、針が刺さる瞬間よりもゆっくりと卵子を吸い上げるのが痛い痛い!)(無麻酔だったのでものすごい痛みで足が震えてしまい、看護師さん3人がかりで押さえつけられたのを覚えています。)そして夫は別室で採精し、卵子に精子をふりかけて帰宅しました。受精でき、5日目に胚盤胞になったので、移植しました。でも一週間後の判定で着床していなかったことがわかりました。その際、先生からのご提案で、凍結胚の方が着床率が高いという説明を受け、次回はホルモン剤を飲んで質の良い卵子を取って、受精後は一旦凍結させてから移植することになりました。正直、着床しなかったショックよりもまた採卵の痛みがあるのかと思い、それに落ち込みました。次で絶対着床させたいと考えた私は、ネットでありとあらゆる良いと言われていることを試すことにしました。(飲み物はルイボスティーにする、毎日お風呂に浸かって身体を温める、パイナップルを食べる、葉酸を飲む)

そして病院から処方されたクロミッド(排卵誘発剤)を飲み、採卵に挑みました。まだ年齢的に若いので、クロミッドを飲めば2~3個の卵子が採れるだろうと言われていましたが、その時も1個しか採れず、本当にがっかりしました。すぐに採精した精子をふりかけて帰宅。受精でき、5日目に胚盤胞になったので、凍結しました。クロミッドを飲んでいたので、子宮内膜が薄かったので、新鮮胚でも移植は難しかったと思います。翌月に移植をし、帰りに神社にお参りに行きました。

一週間後の判定日まで上記で挙げた4点を守っていたところ、陽性!結果を見た瞬間、涙が溢れました。すぐに夫に電話したものの、泣きすぎて上手く喋れなかったです。

重複子宮であったため、勝手にそれが不妊の原因だと思っていましたが、逆子のため帝王切開となり開腹したところ、子宮内膜症と子宮筋腫が3つ見つかり、恐らくそれが原因だっただろうと言われました。

質問者へのメッセージ

体外受精専門の病院では年齢別に妊娠・出産までの確率等も説明されましたが、やはり若ければ若いほど妊娠・出産率は高いようです。今でも覚えているのは40歳になると、体外受精をしても8%しか妊娠・出産できないということ。そこから考えると、35歳という年齢では、最初から体外受精でも良かったのではないかと思います。私は2人目も欲しいと思っていたので、医師に勧められるまま人工授精を続けるのではなくて、自分の意志で体外受精に進んでよかったと思っています。あなたにも早く可愛い赤ちゃんが授かりますように。