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不妊治療計画―費用から考える不妊治療にかかるお金の話―

      2018/10/02

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不妊治療をしている方も、これから始める可能性のある方も、「不妊治療の費用ってどれくらいかかるのだろう?」と、費用に関わる悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。今回は、そうした不安を解消するために、知っておくべき不妊治療にまつわるお金の知識や工夫の仕方をスルガ銀行の臼井さんに教えていただきました。

不妊治療の費用|いくらかかる?いくらかけても大丈夫?

これから不妊治療を考えている方は「不妊治療の費用って一体いくらかかるの?」また、現在治療中の方は「この先の治療費にいくらかけたらいいのだろう」と、それぞれ不安や悩みがあるのではないでしょうか。不妊当事者1,993人を対象にNPO法人Fineが2012年から2013年にかけて実施した「不妊治療の経済的負担に関するアンケートPart2」の結果から、不妊当事者が抱える経済的負担についてみていきたいと思います。

不妊治療の費用|みんな不安を抱えている?

Fineのアンケートで不妊治療の継続について「経済的理由でステップアップを躊躇、延期したことは?」という質問に対し、983人が「非常にある」と回答しています。「ややある」と回答した方も631 人で、合わせて1,614 人という結果が出ているそうです。8割以上の方が経済的な理由から治療を続けるうえで二の足を踏まざるを得ない状況に直面しています。

不妊治療の費用|不妊当事者の声

アンケート調査の中であげられているコメントから、不妊当事者が抱えている不妊治療の費用の悩みが浮き彫りになっています。

「子どもを授かりたいと願い、できる限りの努力をしていますが、何年も授からないつらさに経済的負担も加わり、すごくしんどいです。」
「夫婦の収入だけでは足りないので、双方の両親からお金を借りている。」
「1年間休職し治療に専念したが、治療費が高額のため復帰した。」
「消費者金融からお金を借りている。」
「仕事を続けていなければ(費用面で)治療ができないため、肩身の狭い思いをしながらでも仕事は続けなければなりません。」
「ただ子どもが欲しい一心でやりくりして、(生活費を)削ってなんとか(治療費を)絞り出しています。」

不妊当事者が経済的な負担からくる様々な不安や悩みを抱えていることが、こうしたコメントから伺えます。

不妊治療の費用|総額でいくらかかる?

不妊治療は「先の見えないゴール」だと表現されることがありますが、実際には総額でいくら不妊治療費がかかるのかということが、これから治療を受ける方や不妊治療中の方が一番不安に思うところではないでしょうか。

NPO法人Fine(ファイン) http://j-fine.jp

NPO法人Fine(ファイン) http://j-fine.jp

上記のグラフを見ると、不妊治療にかけた費用総額について最も多いのは、100~200万円で約25%という結果が出ています。一方で、200万円を超えた方の割合は全体の約30%で、金銭的負担の大きさが伺えます。

不妊治療の費用|貯蓄は最低いくら必要?

不妊治療にはたくさんのお金がかかることがデータからも確認できました。そこで不妊治療のためにいくら貯蓄をしておけば安心なのか、スルガ銀行の臼井さんに聞いてきました。

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臼井:不妊治療は終わりが見えにくく、妊娠するために治療費を際限なくかけてしまうものかもしれません。たくさんのお客さまとのお話しをふまえて私がお伝えしたいことは、まずは、治療にいくらまでなら費用をかけても良いか、考えてからスタートすることが大切だということです。高額の不妊治療では一回で数十万円の費用がかかります。また、一度でうまくいくとは限りません。回数を重ねていくうちに気づいたら家庭の貯蓄が底をついてしまった...ということにもなりかねません。治療に対するお金の考え方や捻出できる金額は、ご家庭により様々です。スタート前に治療費をいくらまでかけられるか考えることで、いくら貯蓄をすればよいかが見えてきます。事前に計画をしておくことで、貯蓄とのバランスを意識しながら治療を続けることにつながります。

不妊治療の費用、高額でも諦めない|使えるお金のサポートとは

不妊治療ではたくさんの費用がかかることがわかりましたが、少しでも治療費をおさえるためにできることはないのでしょうか?こちらも臼井さんに聞いてきました。
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不妊治療の費用を抑える方法①|助成金

臼井:助成金は、特定治療(体外受精・顕微授精)と言われる治療を受けた場合に国やお住まいの自治体からお金を戻してくれる仕組みです。受給資格を満たしていれば、国と自治体(自治体独自の助成制度がある場合は)両方から助成金を受け取ることができます。私がお客さまとお話ししていて感じるのは、助成金の受給資格、特に所得制限について正しい計算方法をご存知ではない方が多いということです。助成金の所得制限は730万円未満とされていますが、何となく「対象外」と考えている方が多いと感じます。現在ではタイミング法などの少額の治療から助成金をだしている自治体もあるので少しでも自己負担を軽減するために助成金の対象になるか計算をしてみたり、お住いの自治体の制度を調べてみることをおすすめします。
▶不妊治療には、国やお住まいの自治体からの助成金があります

不妊治療の費用を抑える方法②|医療費控除

臼井:医療費が多くかかった年は税金の負担を減らしてくれる仕組みです。助成金を受け取っていても医療費控除は認められます(※)。ご家族で医療費の総額が、1年間10万円を超える場合が対象で、 医療費控除の対象上限金額は1年間で200万円です。ぜひ、医療費控除についても調べてみることをおすすめします。
※助成金などを引いた、実際に支払った医療費の額です。

▶医療費控除って知っていますか?不妊治療費を確定申告することで税金が戻ってくるんです!

不妊治療の費用を抑える方法③|不妊治療サポートローン

臼井:不妊治療は時間との闘いとレディースクリニックの先生からよく伺います。高額の治療費を捻出するために次のボーナスまで待つとなると、半年という大切な時間をムダにしてしまいます。しかし、不妊治療サポートローンならボーナスで一括返済することを前提にローンを組むことで、前倒しで治療をスタートすることが可能になります。もちろん借りた分の利息はかかってしまいますが、治療がスムーズに進められることで余計な検査費用を軽減できて、全体の費用を抑えられる可能性もあります。また、不妊治療サポートローンのご相談をいただく方の中には、計画をせずに治療をスタートしてしまい、お金が足りなくなって困ってしまったという方も多くいらっしゃいます。そういった状況にならないためにも、ご質問だけでも構いませんので気軽に銀行までご相談をいただけると嬉しいです。
<ご注意>
・本商品のご説明ならびにお申込みの受付は、スルガ銀行の社員が必ず行ないます。スルガ銀行以外の方が行なうことは禁止されています。
・審査の結果、ご希望にそえない場合もございます。

スルガ銀行不妊治療サポートローン

不妊治療の費用の心配を減らしたら実現できたことー体験談

実際に不妊治療サポートローンを活用した方のコメントをご紹介します。

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何かあったときのための貯金を治療費に利用してしまい、先のことを考え心配していました。現金で支払ってしまった治療費を後からローンにすることができ、手元に現金が戻ってきた。治療とは別の出費が重なっていたので良かった。(30代 東海地方)

クリニックを決める前にローンの申込みができ、資金の目途がたってから希望するクリニックへ行けました。(40代 関東地方)

高額治療に資金面の不安がありましたが、事前審査をすることができたので、選択肢が増えて良かったです。今回は治療をやめてしまったのでローンは利用しませんでしたが、ぜひ次の機会があれば相談したいです。(40代 関西地方)

不妊治療に利用できるローンを知らずクレジットカードのリボ払いや、キャッシングカードを利用して治療を行ないました。リボやキャッシングの残高と新しい治療費をまとめてローンにできたことで、月々の返済が軽減できて助かりました。(30代 関西地方)

今必要な治療費だけでなく、治療が終わった後の家計の心配も含めて様々なプランをたてられるのがローンの利点です。上手に活用して、その時にできる最善の治療や選択につなげるために、情報収集として問い合わせてみるのも一つの手かもしれません。