「がんばっているのに妊娠しない…」 原因は体幹の筋肉?
 
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「がんばっているのに妊娠しない…」 原因は体幹の筋肉?

      2017/12/06

悩む,女性2

不妊症の原因は、女性であれば卵管や排卵、着床の問題などはっきりわかるものもあれば、原因不明の場合もあります。前者であればその治療をしていくことになりますが、後者の場合、妊娠しやすい身体づくりをしながら不妊治療をしていくことが推奨されています。今回は、不妊のためのヨガを行っている東京・銀座の体軸コンディショニングスクール太田先生に、不妊症と身体の関係についてお聞きしました。

原因不明不妊には、体幹の筋肉量や身体の使い方が深く関係

ヨガの観点からみて、不妊症は、基礎体温が低いことが原因の一つとして上げられます。
特に体幹の筋肉量が少ないため、血流が悪くなってしまっていることが、基礎体温が低くなる原因です。
さらに、カラダの使い方が悪く、骨盤や骨盤底筋群の機能が低いということも不妊症の原因として挙げられます。

腰痛,女性

骨盤底筋群の機能の低さが、子宮・卵巣の機能を低くする

子供を育むための子宮や卵巣は、骨盤内に収まる臓器であるため、骨盤に守られ支えられています。
そのため、骨盤や骨盤を支える筋肉との関わりがとても深く、骨盤の機能が低下すれば、子宮と卵巣の機能も低下してしまいます。
また、骨盤は子宮や卵巣だけではなく、他の臓器(大腸や小腸など)も支えています。
骨盤が機能せずに骨盤を支える筋肉も衰えてくると、それらの臓器を支えられず臓器は下垂、つまり重力に負けて下がっていきます。
子宮や卵巣は骨盤内の臓器の中でも下の方にあるため、上にある臓器から圧迫され、さらに血流が悪くなり機能しなくなるという悪循環になります。

子宮,卵巣,膀胱,直腸(横から)

血流が悪くなり基礎体温が低くなると、子宮・卵巣の機能低下に

さらに、子宮や卵巣は、筋肉で構成されているため、緊張する・固まるという状態が起こります。
肩こりをイメージして頂けると解りやすいかと思いますが、肩こりは、肩の筋肉が緊張し固まることで血流が悪くなり、痛みを発し、酷いと腕が上がらないなど、肩の機能が阻害されてしまいます。
それと同じように、子宮と卵巣も筋肉で構成されているため、緊張し、固まれば血流が悪くなり動きも鈍ります。
筋肉量が少なく、基礎体温が低ければ、子宮や卵巣の機能が低下するため、妊娠する確率も低くなるといえます。

「カラダの使い方が悪い」ことも不妊に関係

カラダの使い方が悪いというのは、股関節が上手に使えていないということ、つまり骨盤、骨盤底筋群があまり機能していない状態です。
カラダの使い方が悪い方は、筋肉量が少なく、血流の流れが悪いため、基礎体温が低く、冷え性の方が多いです。
そのため妊娠しにくい身体になってしまっています。

骨盤底筋群(下から)

下から見た骨盤底筋群

原因不明不妊の方に多い、生活の特徴とは

骨盤周りの筋肉量が少なかったり身体の使い方がうまくなかったりする方は、下記のような日常生活を送ってらっしゃる方が多いです。
・毎日同じ姿勢でパソコン作業をしている
・長時間立ち仕事をされている
・ストレスを過度に感じている
・運動をほとんど行っていない
・冷たい飲み物を好んで飲んでいる
・カラダを冷やす服装をしている
・カラダの使い方が悪い

肩こり,女性
いかがでしょうか?妊娠を少しでも考えられている方は、なるべくこの項目が当てはまらないようにするのが良いでしょう。
それではどのように筋肉量を増やしたり身体の使い方をうまくしていったりするのかについて、間違った運動は逆効果?妊活のポイントは「インナーマッスル」でご紹介していきます。

参考文献

■女は毎月生まれかわる
高岡英夫(著)・三砂ちづる(著)

■ゆる美人プログラム
高岡英夫(著)

■ゆる体操で月経☆美人 子宮をゆるめてキレイ&快適
高岡英夫(著)

■愛しあうからだ
高岡英夫(著)

■月経血調整の解剖学
体軸コンディショニングスクール(発行)
下記URLより無料でダウンロードできます
https://fs223.formasp.jp/p642/form2/