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田園都市レディースクリニック|不妊治療、年齢や状況で治療方法は違う?

前回のコラムで、患者様の気持ちに寄り添うクリニックとしてご紹介した田園都市レディースクリニック。今回は引き続き、患者様への具体的な治療の提案の仕方や、タイミングなどを河村院長に伺いました。

不妊治療は人それぞれ。治療方法は年齢、月経など人によって異なる

ー 一人一人に合わせた治療とはどのようなことでしょうか?

河村先生:同じ年齢でもAMH(アンチミューラリアンホルモン)に代表されるようにその方の卵巣予備能は個々人でかなり差があります。

また、同じ患者様でも月経周期毎に状況が異なってまいります。これらのことを十分に把握し、体外受精の採卵時の刺激一つにしても、年齢やAMH値、過去に治療経験があればその際の刺激法と卵巣の反応や胚の結果、その周期の胞状卵胞数や卵巣の状態、FSH(卵胞刺激ホルモン)や他のホルモン値、等を考慮しながら、周期毎に合った治療方法を提案しております。

採卵室 設備の整った採卵手術室

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体外受精はいつから?うまくいかない場合、違う治療法を選ぶべき?

ー 患者様の状況が個々に異なるので一概には言えないと思いますが、例えば、体外受精を提案するケースではどのようなタイミングでされるのでしょうか。

河村先生両側卵管閉塞や重症男性不妊症のように明らかに体外受精や顕微授精の適応になる場合は、はじめからご提案しますが、患者さんの状況によって個別に判断しております。

一般的には、年齢が若く卵巣予備能もまだ十分にあり、ご本人が希望されれば、人工授精を5回程度まで実施して結果が出ない場合には治療方法として体外受精のご提案をします。

一方で、年齢が高い、卵巣予備能が低下している、などの場合は、一般不妊治療に長い時間をかけるよりも、その方の状態やご希望にもよりますが、早期の体外受精のご提案をすることもあります。

ー 体外受精において、できるだけ自然で弱い卵巣刺激をしていた患者さんが、結果が出なかった場合、それを強い刺激のものに代えた方がいいケースなどがあると思います。そのようなご判断やご提案はどのようなタイミングでされるのでしょうか。

河村先生:体外受精の結果、妊娠に至らなかった場合、その場でまずその周期の治療を振り返ります。刺激方法はもちろんのこととして、卵巣の反応、発育卵胞数、採卵数、受精方法や受精率、移植胚(初期胚か胚盤胞か)、胚移植(新鮮胚移植か、凍結胚移植か)、着床期の子宮内膜やホルモン値、黄体補充など様々な角度から検討し、次回の治療方法の提案をします。

一回の治療で妊娠に至らなかったからといって、必ずしも治療方法を変更しなくてはいけないものではなく、例えば前回の刺激方法そのものには問題がなく、刺激方法は変更しないで行うことが最良だと判断すればそのようにすることもあります。

それ以前にも治療されていれば、治療経過のデータが蓄積されることによって、より最良な治療方法が見えてくることもあります。

さらに、周期ごとに患者さんの状態も変わってきますので、治療開始時の状態に合わせて選択していきます。

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病院を転院し、治療方法を変えて結果が得られることも

安静室安静室

ー 他の病院で治療を続けていた患者様が転院してくるケースもありますか?

河村先生:当院へ転院されてくる方の中には、妊娠という結果がなかなかでない、採卵数が少ない、排卵誘発剤による副作用が強かった、顕微授精の受精率が悪い、胚盤胞移植を実施したいが胚盤胞まで発育しない、などの悩みを持った方が多く訪れます。

当院では、卵巣刺激法の選択肢を増やし、採卵数が少な過ぎる方には、卵巣予備能にもよりますが刺激方法の変更により、可能であればより採卵数が増える方法を選択しています。

逆に排卵誘発剤による副作用が強かった場合には、よりマイルドな刺激法のご提案をしています。また当院では顕微授精による正常受精率も例年80%*を超え、受精卵あたりの胚盤胞到達率も60%*台後半となっていることが、多くの方々が妊娠されている理由の一つとなっております。

*2018年07月時点
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妊娠という結果を出すために。転院は過去の治療歴を持って

培養室 厳密に管理された培養室

ー 転院する際に気をつけることはありますか?

河村先生:転院される際は、できるだけ過去の治療歴がわかるものをお持ちいただくほうがいいです。

それまでの体外受精の際の刺激方法、それによる卵巣の反応や発育卵胞数、採卵数、移植胚の状態などがわかると、より良い結果を出すための卵巣刺激方法や移植胚、移植時期の選択などその後の治療を進める上で非常に役立ちます。

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笑顔で迎えられるようスタッフ間のコミニュケーションも大切に

ー スタッフの方が気を付けていることはありますか?

河村先生:患者様の立場に立って考えることを徹底し、常に自分だったらどうして欲しいかを考えて行動するよう指導しています。

各部門ともに毎日ミーティングを行い、患者様に安心して通院していただけるように徹底するともに、時には立ち止って考える機会や、他の人の視点、気持ちを考える機会を設けています。

また、不安な思いで来院される方がここに来て良かったと、思っていただけるよう「笑顔」で出迎えるよう心がけています。

ー 最後に来院を検討されている方に一言お願いします。

河村先生:「もしかして不妊かも?、妊娠できるかどうか知りたい、まずは話を聞いてみたい。」という方から、治療を続けていてもなかなか妊娠しない、ステップアップを考えている方などなど、どのような方でもまずは来院してご相談ください。

▶前回コラム「不妊治療が不安な理由とは?田園都市レディースクリニックを取材

田園都市レディースクリニック河村院長のご紹介

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院長:河村 寿宏(かわむら としひろ)

東京医科歯科大学医学部臨床教授

https://www.denentoshi-lady.com/

略歴

昭和61年 東京医科歯科大学医学部卒 東京医科歯科大学付属病院等で臨床研修。都立大塚病院産婦人科等に勤務後、 Glostrup Hospital, University of Copenhagen、 Center for Clinical & Basic Research留学 東京医科歯科大学付属病院産婦人科病棟医長 賛育会病院、日産厚生会玉川病院産婦人科医長(不妊専門外来担当) 平成12年 田園都市レディースクリニック開院

専門医資格

日本生殖医学会生殖医療専門医 日本産科婦人科学会専門医、日本産科婦人科学会指導医 日本東洋医学会専門医

所属学会

日本生殖医学会、日本受精着床学会(理事)、日本IVF学会(評議員)、A・PART(副理事長)、日本卵子学会(代議員)、日本産科婦人科学会、生殖バイオロジー東京シンポジウム(世話人)、American Society for Reproductive Medicine(ASRM)、European Society of Human Reproduction and Embryology(ESHRE)、横浜ART研究会(世話人)、日本東洋医学会、日本泌尿器科学会、日本女性医学学会、日本産科婦人科内視鏡学会、等

診療分野

高度生殖医療(体外受精等)

田園都市レディースクリニックに相談してみたい方はこちら

 HP  http://www.denentoshi-lady.com/

住所:〒225-0011 神奈川県 横浜市青葉区 あざみ野1丁目5−1

東急田園都市線「あざみ野駅」から徒歩3分

電話:045-905-3724

診療時間:午前診療9:00~12:30、午後診療14:30~18:00(土曜は17:00まで)

※日曜・祝日午前は、あざみ野本院にて体外受精関連の診療(採卵・胚移植・ホルモン検査・超音波検査・注射等)を行っております。

詳細 https://funin-info.net/clinics/kanagawa/1763

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