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人工授精まとめ|流れや人工授精後の過ごし方、費用、成功率とは?

      2016/11/09

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今回は人工授精の流れや人工授精後の過ごし方、費用、成功率についてまとめています。

人工授精とは?|妊娠のための不妊治療

人工授精とは男性に精子を提供してもらい、女性の子宮内に注入することをいいます。子宮内に注入された精子は自力で卵管内へ移動し、排卵後に卵管内に取り込まれた卵子と出会い、受精します。人工授精は女性の子宮への注入までを助ける手術なので、他の不妊治療に比べて自然妊娠に近い形で治療を進めることができると言われています。また、人工授精は精子を提供する相手によって呼び方が変わります。配偶者が提供した精子を利用し受精を目指す方法を「配偶者間人工授精(AIH=Artificial Insemination by Husband)」、第三者から提供された精子を利用する方法を「非配偶者間人工授精(AID=Artificial Insemination by Donor)」と言います。『人工授精とは|流れ、方法は?男性は?』では人工授精とはどんな不妊治療なのか、その方法などについてまとめています。

人工授精の適用されるケースとは?

人工授精を受けるのが適切かどうかはクリニックや病院での不妊検査で分かるようです。男女によって不妊検査が異なるようなので確認しておくようにしましょう。

男性の不妊検査

男性の不妊検査は主に精液を検査することになるようです。精子を採取し精液中に含まれる精子の数や運動率を計測し、精子に問題がなく、受精妊娠することができるかどうかを確認することになります。もしも男性側の精子に問題があった場合、泌尿器科での治療をすることになるようです。

女性の不妊検査

女性の不妊検査は子宮や卵巣、卵子の状態を確認するためのものだといいます。排卵が正常に行われていたとしても子宮や卵巣、卵子の状態が良くないと妊娠することができないので、女性の不妊検査は重要な検査の一つです。また、血液検査によってホルモン値、子宮頸管粘液の確認をする場合もあるようです。

基本的に上記の判断材料を元に、人工授精で、受精ができるかどうか、妊娠可能かどうかの判断がされます。もし、不妊検査の結果をみて、精子と卵子が出会い、受精する過程で異常をきたす可能性があると判断された場合、人工授精での妊娠が検討されることになります。ただ、不妊症の原因が特定できないことも多いといいます。その場合も、人工授精での治療が適用されることがあるそうです。

人工授精の流れ|当日、男性がすることは?

人工授精で妊娠をするためには排卵時期の前から準備を始めていく必要があります。人工授精は、体外受精とは違い、仕事を休む必要もないほど短時間ででき、体への負担も少ない不妊治療です。自然に近い形で受精ができる人工授精ですが、何も知識がない状態だと不妊治療を効率良く進めることができません。人工授精に向けて、しっかりと流れを確認しておくと当日までの流れがスムーズに進むかもしれません。人工授精の流れは以下のとおりです。

人工授精前

排卵時期を予測する

受精率を高めるために人工授精は女性の生理周期に合わせて排卵時期を予測する必要があります。排卵を予測するにはいくつか方法があるそうです。卵子を放出を促すために排卵誘発剤を使用する方法、不妊検査の一環として排卵検査薬や超音波検査をする方法、血液検査でホルモン値を計測する方法などがあります。排卵時期を特定したら、人工授精の実施日時や精子の採取方法など当日の治療の段取りを決めていくことになります。

人工授精当日

男性の精液を採取する

人工授精当日は、まず男性が自宅か病院、クリニックで精子を採取します。温度が低くなると子宮に注入する前に精子が死んでしまうため、自宅ではなくクリニック・病院で精子を採取する方が受精率、妊娠率が高まると言われています。クリニック・病院では、男性用個室が用意されているところもあり、リラックスできる雰囲気が保たれ、プライバシーへの配慮もされているようです。当日に男性が病院、クリニックに行くことができない場合もあるかもしれません。その場合、自宅で採取した精子を女性が持参することになりますが、なるべく温度を下げずに持ち運ぶことが大切です。ただ、受精確率、妊娠確率を高めるには卵子だけではなく、精子の質が重要になってきます。このできるだけ男性も病院やクリニックで精子を提出する方法が良いと言われています。

精液の調整をする

男性の精子を採取した後にそのまま、女性の子宮に注入するのだと思う方が多いかもしれません。以前はそのような方法がとられていたそうですが、現在では採取した精子を濃縮して遠心分離させます。そして、活発な精子を回収し、精子洗浄培養液で洗浄してから女性の子宮に注入します。このように精液の濃縮や洗浄をする目的は、感染症の原因となる雑菌や細菌を除去すること、良好な精子を選別し受精能力を高めることにあるそうです。感染症は不妊を引き起こす原因にもなるので細心の注意をしておくことが大切です。

精子を子宮に注入する

まず、細いチューブを使って子宮頸管をバイパスし、精子を子宮の奥深くに注入していきます。子宮への注入を開始してから1〜2分で完了し、痛みも少ないので当日に治療を完了し、退院することもできるといいます。『人工授精当日の流れとは?所要時間・痛みは?』では人工授精当日の流れについて詳しくご紹介しているのでご確認してみてください。

人工授精後の過ごし方|運動でストレス解消?

人工授精後の過ごし方は人工授精での妊娠成功率に影響すると言われています。不妊症を克服し、正しい生活習慣で着床率を高め、妊娠成功率を高めていきましょう。

人工授精後の運動について

人工授精を行った後は、激しい運動は避けるのが良いと言われています。ただ、ウォーキング、フィットネスなどの適度な運動は着床率を高め、人工授精の妊娠成功率を上げるためには良いそうです。運動をすることで血行が良くなり、ストレスを解消することができるので、着床しやすい、また、妊娠しやすい体を作ることができるといいます。『人工授精後の過ごし方について|運動や夫婦生活、飲酒、入浴は?』では手軽にできる運動をご紹介しているので参考にしてみると良いかもしれません。

人工授精後の食生活について

人工授精の成功率を高めるには女性ホルモンのエストロゲンの働きを高めることが重要だと言われています。不妊治療でも同じように食事の大切さは多くの専門家が語っています。特に人工授精、不妊治療では大豆に含まれている大豆イソフラボンという栄養素が、エストロゲンの分泌を促進させるようです。大豆イソフラボンは豆腐や油揚げ、納豆といった大豆由来の食べ物だけでなく、山芋やザクロにも多く含まれていると言われています。

人工授精後の飲酒について

人工授精後の過度な飲酒は厳禁ですが、適度なお酒やアルコールは血の巡りを良くし、気分をリラックスさせる働きがあるそうです。飲酒を我慢してストレスを溜めてしまうのも不妊を引き起こす原因になるので、我慢はせず、ただ飲みすぎないようにしましょう。

人工授精後の入浴について

人工授精後は、入浴を控えるのが良いそうです。人工授精の際に、女性の子宮が傷ついてしまうことがあるといいます。子宮が傷ついた状態で入浴してしまうと雑菌が侵入し、感染症を引き起こしてしまう可能性があります。感染症は妊娠を妨げる原因になると言われています。このことから人工授精当日は入浴を制限されることがあるそうです。

人工授精の費用|相場はいくら?補助金は?

人工授精を行う時に、考慮しなければならないのが費用です。人工授精の費用は平均1万円前後の病院、クリニックが多いと言われています。詳しい人工授精の費用については『人工授精の費用はいくら?|平均費用、補助金は?』でまとめています。この値段は他の不妊治療よりも安いので何度もチャレンジする方が多いそうです。ただ、注意しなければならないのは、何度も挑戦したからと言って必ずしも妊娠することができるわけではないということです。医師との相談の上、次へのステップに進むのか人工授精を続けるのかを決定していくのが良いかもしれません。

人工授精の費用負担は?

人工授精や顕微授精などの高度生殖医療は特定不妊治療助成金制度を使った補助を受ける対象にはなりません。これは人工授精や顕微受精が自由診察として扱われるからだといいます。ただ、人工授精や顕微授精などの高度生殖医療は、他の病気と同じように医療費控除の対象になっています。『医療費控除の申請方法について|確定申告が必要?』ではあまり知る機会がない医療費控除の申請方法についてご紹介しています。

人工授精の成功率|20代、30代、40代で変わる?

年代別の人工授精成功率

人工授精の成功率は年齢によって変わります。女性は加齢によって卵子の質が落ちたり、女性ホルモンの分泌量が少なくなってしまうことから「妊娠力」が低下してしまうようです。年代ごとの人工授精の成功率はおおよそ以下のとおりです。

  • 20代 …11.5%
  • 30代前半…10.3%
  • 30代後半…8.5%
  • 40代…3.9%

やはり、年齢を重ねるごとに人工授精の成功率が落ちてしまうことを示しています。人工授精だけでなく、不妊治療全般に言えることですが、早めに不妊治療を開始する方が妊娠率は高くなります。不妊かな、と感じた時点で病院、クリニックで検査をすることが妊娠するための第一歩です。

回数別の人工授精成功率

人工授精を受けた回数とそれに対しての成功率は以下のようになっています。

  • 1、2回…62%
  • 3回…16%
  • 4回…11%

この人工授精の成功率をみると1、2回目の成功率が最も高いという結果になります。ただ、3回目以降でも10パーセントの女性は妊娠しているので、十分妊娠可能だと言えそうです。ただ、五回目以降になると人工授精の成功率は数パーセントになってしまうそうなので、医師との相談の上、体外受精や顕微受精へのステップアップを検討するのが良いでしょう。『人工授精の成功率を上げるには?|年齢、回数について』では人工授精の成功率を上げるための生活習慣の見直しについてまとめています。

人工授精の体験談|小さな妊活ブログ

ブログ筆者は妊活を開始して4年目の時に、ブログを執筆されています。当時30代で、人工授精で妊娠に成功しています。ブログ内には、人工授精の体験談だけでなく、これから人工授精を受ける女性にとって参考になるようなことも多く記載されています。また、『人工授精ブログまとめ|人工授精による不妊治療 体験談』では人工授精を実際に体験した方のブログをまとめているので参考にしてみてください。

もしかしたら経管粘液の量は十分だけど、かたくて泳いでいけないのかも?それが不妊の原因かな?という結論になりました。経管粘液が原因の場合は、人工授精が有効みたいです。

特に痛くないって説明されたとおり、痛みはなかったです。いつもの卵チェックよりすこしだけ長いくらい。わたしは苦手なので顔がムムムム・・・。

実際に人工授精を受けた方のブログなので、費用やかかった時間など、リアルな情報をみることができます。特に、費用については病院によって異なるので、病院選びの際には重要なポイントになるかもしれません。

無事(いや、ちょろっと血は出てますが)終わりました。時間は待ち時間合わせて1時間半くらいで、費用は13,000円でした。

思っていたより、気持ちもからだも費用も負担が少なくて安心しました。さてさて、あとはいつもの待ちぼうけです。

ブログ筆者は自身の体調管理に力を入れていたといいます。妊活や不妊治療中は基礎体温の管理が重要だと言われていますが、ブログ内では、筆者が使っていた体温計や体温のグラフについてのコメントがあります。

妊活の定番といえば基礎体温。私も基礎体温をつけてみて、グラフとにらめっこすることろからはじめました。

寝起きに測るので、二度寝の心配をして、笑。自動記録ができるものを買いました。半年くらいの記録は残してくれるので管理しなくても簡単に振り返れて便利に使えてます。

参照:小さな妊活ブログ

人工授精対応の病院ランキング(総合評価順)

関東地方

  1. 加藤レディスクリニック(西新宿駅|口コミ102件|総合評価3.8)
  2. 神奈川レディースクリニック(白楽駅|口コミ40件|総合評価3.7)
  3. 杉山産婦人科(代田橋駅|口コミ39件|総合評価3.6)

関西地方

  1. 英ウィメンズクリニック(三宮・花時計前駅|口コミ67件|総合評価3.8)
  2. IVFなんばクリニック(JR難波駅|口コミ46件|総合評価4.0)
  3. 足立病院(二条城前駅|口コミ30件|総合評価3.8)